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今が旬!アジのセビーチェがトリプルリスク対策におすすめのワケ


今日は何食べよう。

そう思うときに浮かぶ食材や料理が、実は未来の健康にもつながるものだったらうれしい。

というのが食いしん坊栄養士の思考回路。

新刊『トリプルリスク改善マニュアル』(辰巳出版)が発売となりました。監修の管理栄養士井上正子先生から、「三大疾病に適した食材を用いた簡単で斬新なレシピ」と評していただいた、15品のおすすめ食材解説とレシピを担当しています。
その冒頭を飾った料理が、アジのセビーチェ。

<トリプルリスクとは?>

トリプルリスクとは、生活習慣病の代表的なリスク要因である
高血圧、高血糖、高血中脂質
が1つでも該当すると他の2つも悪化する可能性があるというもの。詳しくは本書をぜひお読みいただきたいのですが、糖質、脂質、塩分のおいしさを知ってしまった人類がこのリスクとたたかうことは、簡単ではありません。

いかにストレスなく、おいしく楽しく、健康につながる食事ができるか。
それを実践するための食提案が、私の仕事だと思っています。

<刺身をセビーチェにして食べる>

セビーチェはペルーの代表的な料理で、白身魚を塩と柑橘汁、香味野菜、スパイスでマリネしたもの。

・魚(特に青魚)はタンパク質やビタミン、ミネラルも豊富で、魚の脂質に多いオメガ3脂肪酸は中性脂肪や悪玉コレステロールを下げる働きが期待できます。

・レモンの酸味、唐辛子の辛味で脂肪燃焼を促し、かつ減塩、ノンオイル。 

・血栓予防、血流改善、血糖や脂質の低下作用など様々な作用があるとされる玉ねぎ。抗酸化作用が期待できるトマト、サニーレタスと生野菜もたっぷり食べられる。

・火を使わずカンタンにできて、さっぱり爽やかで蒸し暑い時期にぴったり。(ただし、お酒も進むので要注意!)

刺身に醤油をたっぷりつけるお父さんにも教えたい。これが普通に食卓にでたらちょっと気分もあがるはず。

あじのセビーチェ。約2人分のレシピ>

アジ刺身70gを細切り又は1.5cmサイズに切り、塩ひとつまみふり5分程置く。その間に玉ねぎ1/8個を千切りにして冷水にさっとさらし、小ねぎ(パクチー)適量ざく切り、トマト1/4個は1㎝角に。

②ボウルにレモン汁大さじ2、にんにくすりおろし小さじ1/2、赤唐辛子(輪切り又はあらびき)と塩ひとつまみ、こしょうを混ぜ、①の小ねぎとあじを加えてざっくり和え、白っぽくなるまで1分程なじませる。

③水気を切った①の玉ねぎとトマトを和え、ちぎったサニーレタスを敷いた皿に盛る。

トリプルリスクが気になり始めた方に、日々闘っている皆さまにも、お役に立てますように。

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