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トクホの闇

こんにちは。

食の未来を本気で考える一般人です。(@Syoku_no_mirai)

noteの第1弾を公開したのは2020年、食品添加物リスト(130種類+7)という、添加物の実態や毒性を徹底網羅した6万文字を超える解説記事を執筆しました。

1,500円という決して安くない価格で販売しておりましたが、大変ありがたいことに1,700人を超える方々がご購入してくださいました。(2024年1月時点)

第1弾は食品業界ではタブーとされる食品添加物の実態を暴くという、食品業界全体を敵に回しかねないとんでもない内容でしたが、第2弾となる今回も同じく攻めた内容でお送りしていこうかと思います。

さて、今回の内容は何かと言いますと…

“トクホの闇”

このディープな内容に踏み込んでいこうかと思います。

しかしながら、全てを一般公開できるような内容ではないため、後半部分は有料とさせていただくことをお許しください。

✔本記事のテーマ
トクホの闇
✔内容
「カロリーゼロ」や「脂肪の吸収を抑える」等の謳い文句で、特定保健用食品(トクホ)に使用される成分の裏側を暴く。
✔金額
700円(※前半部分は無料公開)

【注意1】
本記事は食の未来を本気で考える一般人
(@Syoku_no_mirai)に権利があります。これらを許可なくコピー、コピーしたものをSNSに投稿、販売することは禁止させていただきます。万が一これらの違反行為が発覚した場合は相応の処置をとらせていただきますので予めご了承ください。

【注意2】
食の未来を本気で考える一般人(
@Syoku_no_mirai)は専門家ではありません。文字通り単なる一般人です。その為、本記事に書いてあることが必ずしも正しいとは限りません。間違ったことを書いている可能性も大いにあります。以上のことをご理解いただいた上で、購入するか否かをご検討いただければ幸いでございます。


特定保健用食品とは

特定保健用食品とは何かご存知でしょうか?

ものすごく簡単に噛み砕いて説明すると「健康に良いとされる成分が含まれた食品」です。

《特定保健用食品について》
特定保健用食品は、からだの生理学的機能などに影響を与える保健効能成分(関与成分)を含み、その摂取により、特定の保健の目的が期待できる旨の表示(保健の用途の表示)をする食品です。特定保健用食品として販売するには、食品ごとに食品の有効性や安全性について国の審査を受け、許可を得なければなりません。

消費者庁:特定保健用食品についてより

特定保健用食品は「トクホ」と呼ばれ、人が手足を広げてのびのびとしている姿が描かれているマークが印象的です。

トクホのマークは飲料に付いているところをよく見かけますが、そのほとんどは「脂肪の吸収を抑える」「カロリーゼロ」を謳った商品が大半です。

実はこれらパッケージに印刷されている言葉にはそれぞれ意味があり、使用されている成分にちなんだ文言になっています。

「脂肪の吸収を抑える」
使用成分:難消化性デキストリン
「カロリーゼロ」
使用成分:人工甘味料(アスパルテーム,アセスルファムK,スクラロース等)

これら成分の摂取により、特定の保健の目的が期待できることから、特定保健用食品に分類されています。

一般的には「トクホ=健康・ダイエット」という認識ですが、トクホの摂り過ぎはあまりお勧めしません。

むしろできる限り避けた方がいいでしょう。

次からはいよいよ、トクホの裏側について解説していきます。

トクホの食品を避けるワケ

1.コレは何?難消化性デキストリン

グリコのお菓子に「LIBERA (リベラ)」というチョコレートがあります。

これは脂肪や糖が気になる女性のために開発されたチョコレートで、難消化性デキストリンが使われています。

難消化性デキストリンは、トウモロコシが原料の澱粉から作られた水溶性の食物繊維です。

「糖や脂肪の吸収を抑える」として特定保健用食品(トクホ)に使われています。

LIBERA (リベラ) ミルクチョコレート
【原材料】
砂糖、カカオマス、全粉乳、難消化性デキストリン、植物油脂、ココアバター、水あめ/乳化剤(大豆由来)、光沢剤、香料

成分表示の見方ですが、「/(スラッシュ)」より上が原材料(食品)で、それより下は全て添加物です。

見ての通り、難消化性デキストリンは添加物ではなく食品に分類されています。

毒性についてですが、難消化性デキストリン自体には目立った危険性はないようです。

ただし、摂り過ぎや体質・体調によっては、お腹が緩くなることがあります。

特に危険性はない成分ですが、原料はトウモロコシであるため、遺伝子組み換えトウモロコシが使われている可能性があります。
(※GMトウモロコシは加工用・飼料用・燃料用としてのみ使われる。大半がアメリカ産。)

なお、KIRINのメッツコーラに使われている難消化性デキストリンは、韓国又はアメリカ製造であるため、ほぼ間違いなく遺伝子組み換えトウモロコシが原料であると推測されます。

KIRIN メッツコーラ
【原材料】
難消化性デキストリン(食物繊維)(韓国製造又はアメリカ製造)
/炭酸、カラメル色素、香料、酸味料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)グルコン酸Ca、カフェイン

2.病気を招く“アセスルファムK”

サントリーが販売するトクホの商品に「からだを想う ALL-FREE」というノンアルコールビールがあります。

この商品に使われているのが人工甘味料の「アセスルファムK」です。

トクホを避ける理由はほぼ人工甘味料にあると言っても過言ではありません。

からだを想う ALL-FREE
【原材料】
麦芽(外国製造)、ローズヒップエキス末、ホップ/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、ビタミンC、苦味料、甘味料(アセスルファムK)

アセスルファムKは2000年に認可された比較的新しい人工甘味料で、砂糖の200倍もの甘味度を有しています。

製造過程では塩化メチレン(ジクロロメタン)が使用される場合があり、この塩化メチレンは国際がん研究機関(IARC)による発がん性分類で、ヒトに対する発がん性がおそらくあるという「グループ2A」に分類されています。

《IARCによる発がん性分類》
グループ1:ヒトに対して発がん性がある。
グループ2A:ヒトに対しておそらく発がん性がある。
グループ2B:ヒトに対して発がん性があるかもしれない。
グループ3:ヒトに対して発がん性があるとは分類できない。
グループ4:ヒトに対する発がん性はない。

アセスルファムKのような人工甘味料は化学的に合成された物質です。

化学物質は天然の物質とは違い体内では分解されにくく、残った物質は体を廻って肝臓や腎臓にダメージを与えたり、免疫力を低下させる可能性があります。

また、人工甘味料入りのダイエット飲料が脳卒中や認知症を引き起こしやすくするという研究データもあります。
(Sugar- and Artificially Sweetened Beverages and the Risks of Incident Stroke and Dementiaより)

さらに、脳腫瘍や白血病の原因となる可能性もあると研究者からは指摘されています。

カロリーゼロを謳う商品は、カロリーが高い砂糖の代わりに、カロリーはゼロだけど有害性のある人工甘味料を使用しています。

明らかに体に害をなす成分が入っているわけですが、トクホの目指す健康とは一体何なのでしょうか?

カロリーゼロの代償はあまりにも大きいです…

なお「からだを想う ALL-FREE」にも使われている “香料” は数多くの清涼飲料水にも使われている添加物なので、ここでも触れたいところですが、今回はトクホに関連する成分に焦点を当てているので、これについてはまた別の機会に解説することとします。

でもせっかくなのでほんのちょっとだけ…

添加物の香料はただいい香りがするものではありません。

実は誰も知らないとんでもない毒性が潜んでいます。

また香り成分については、天然のハーブや果実から抽出しているものはほとんど無く、大半は化学合成によって作られています。

では一体何から作られているのか?

それは…

石油です。


これより先は有料とさせていただきます。

ここまで読んでみて「この記事には500円を払う価値がある」と思われた場合は購入をご検討ください。

また、本記事には私個人の考えが反映されている箇所がございます。

前書きの【注意2】にも書きましたが、私は専門家ではなく、単なる一般人です。

再度その点を考慮したうえで、それでも購入したいと思われた場合はご購入ください。


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