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新聞書評の研究2023年

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新聞書評の研究2023年です
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#書評

『池崎忠孝の明暗』(全紙掲載本を読む)

本書は、〈近代日本メディア議員列伝〉シリーズの第六巻に当たります。刊行順でいえば、第一号…

2023年は「牧野富太郎」の年でした。著者別登場ランキング20人の60冊(新聞書評の研究…

はじめに筆者は2017年11月にツイッターアカウント「新聞書評速報 汗牛充棟」を開設しました。…

★2023年★全国紙5紙に選ばれた7冊(新聞書評の研究2023)

はじめに筆者は2017年11月にツイッターアカウント「新聞書評速報 汗牛充棟」を開設しました。…

『帝国図書館』×少しだけ『夢見る帝国図書館』

5紙(読売、朝日、毎日、産経、日経)のすべての書評欄に紹介された書籍は必ず読むことにしてい…

『言語の本質』

「新書大賞」受賞の知的興奮にあふれた本全国紙5紙(読売、朝日、毎日、産経、日経)のすべての…

『街とその不確かな壁』

すでにして伝説2019年以降で、主要全国紙(読売、朝日、毎日、産経、日経)のすべての書評欄に…

『82年生まれ、キム・ジヨン』

男尊女卑に彩られた個人ヒストリー2023年に5紙に掲載された本の2冊目は韓国の小説です。 キム・ジヨンはタイトル通り、1982年生まれの女性です。2023年現在、40代前半ということになります。 姉と5歳年が離れた弟がいます。母が3番目の子を身ごもった時、周囲は今度こそはと男の子を期待しました。しかし、3人目も女の子でした。 ここから先は書籍の引用です。 生まれてきた弟は、家庭で特別に大事に、わがままに育てられます。そうした社会の中で生き、社会人となっても男性中心社

『聞く技術 聞いてもらう技術』

2023年で初めて5紙(読売、朝日、毎日、日経、産経)全紙に書評が掲載された本です。 著者は臨…