7月13日 22歳男性、初経験を語る

初めてスナックを訪れた話をば。

先日四日市の知人にスナックに連れて行ってもらった。
人生初のスナックということで、とてつもない緊張感があった。
先に一軒居酒屋に寄ってビールを飲んでいたにもかかわらず、全く飲んだ感覚はない。

ビルの外にはお店のスタッフの方がいらして、「イケメン連れてきてんじゃないすかー」と知人に言っていた。
ダメだ、調子に乗ってしまう。そう感じた。
ビルの階段を登り、中へ入るとそこは不思議と安心を感じる空間だった。
理由はわからない。わからないが何故か気持ちが安らいだ。

早速飲み始め、滅多に飲まない焼酎をいただき、緑茶割りにハマってしまった。飲みやす過ぎる。
明らかにペースが早いことに気づいた。
何せお姉さんやお兄さんと話しながら飲んでいるのが楽し過ぎるから。
よく話した兄さん2人ははどうやら私より年下らしい。
それはいいとして、初めからついてくれていた姉さんと年齢が近くてすごい接しやすかった。

しばらくして、隣のラウンジのママさんもいらして一緒に飲んでいた。
またこの方も優しくしてくださって、いろんなお話をさせていただいた。もうすでに幾分酔っていたのだが。

その後近くにカラオケ居酒屋があるという話をそのママさんに聞いて、3人で行く事になった。
そこはとにかく料理が美味しくて、、、
ポテサラ頼んだらもうこれがすごい美味しい。美味しすぎる。
これは本当に皆様に勧めたいくらい。
もちろんカラオケも歌い、流れるようにワインレッドの心を入れていつもの如く驚かれるわけだが、その得点によってサービスをいただけるとのことだったので酔いながらもちゃんと歌いきった。
結果的に88点を取り、ハーフサイズのハイボールをいただいた。

そこでもまたお酒を飲んでスナックに戻ると、ほぼ満席だった。
深夜2時くらいだった気がするがめちゃくちゃ元気ですね皆さん、、、
他を知らないのであれですが、超人気店なんだろう。

その後も他のお客さんとも話しながら楽しく飲ませてもらい、気づけばもう朝5時。
引き続きイケメンだと言ってもらい相変わらず調子にのるこの男。
結局店を出る時には朝8時くらいだったかと。

四日市を出るまではディズニーにいる時のようなふわふわした感じがあったが、名古屋に近づくにつれて徐々に身体に重みを感じた。
名古屋駅から何故かバスで変えるという手段を取り、道中寝ていたのだが2本目のバス(家の最寄りのバス停を通るやつ)の中でもしっかり寝てしまい、うとうとレベルではなくもう爆睡してしまった。
しばらくすると肩を叩かれる感覚があった。

「お客さーん終点ですよー」

まさか実際にこのセリフを聞くとは思わなかった。
幸いにも終点から家は歩ける距離ではあるため、フラフラになりながらも歩いて帰った。
あの日も暑かったが、いつもにまして重い暑さだったような気がする。

そんな初スナックの思い出。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?