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全赤サンマで勝つために大事な3つのこと#2

全赤サンマで勝つために必要なことは

1⃣他家よりも「早く」「良形」を作る
2⃣しょーもない手から放銃しない
3⃣親番は誰か、を意識する。

であると書いた。

前回の記事では
①他家よりも「早く」「良形」を作る
のがなぜ大切なのか、このルールの特徴と合わせて4つ紹介した。

①ドラが裏ドラを含めると20枚も入っている⇒平均打点が高い
②ツモ損がない(子供の満貫は3000-5000)
⇒ツモられたときの失点が大きい
③流局が少ない(王牌がない)
⇒ツモられる抽選をたくさん受ける
④(同卓者が1人少ない分)横移動が少ない
⇒ツモでの決着が増える

前回は①を説明したので、今回は②~④を説明していくお。

放銃しないことは大事じゃない

いやいや。アンタ、散々このルールは平均打点が高いって言ってきたんだから、それこそ放銃したらめちゃくちゃ点棒取られちゃうジャン!!
と思われる方も多いでしょう。

もちろん避けられるものなら放銃は避けたい。
しかし、このルールでは放銃よりも罪深い行為があるのだ。
それが「アガり逃し」である。

なぜアガり逃しは重罪なのか

その理由は、冒頭の②~④で挙げたこのルールの特徴にある。

②ツモ損がない(子供の満貫は3000-5000)
⇒ツモられたときの失点が大きい
③流局が少ない(王牌がない)
⇒ツモられる抽選をたくさん受ける
④(同卓者が1人少ない分)横移動が少ない
⇒ツモでの決着が増える

ヨンマと比べて、
ツモられたら失点が多い上に、ツモられる「割合」も「機会」も多い
ときたものだ。

例えば、子供がメンタンピンドラ2でリーチしたとしよう。
ツモられたら跳満なので4000-8000
ツモられる前に放銃したら満貫なので8000
なんとビックリ!親だとツモられても放銃しても支払う点数は同じなのだ。

親番で役アリの6ー9pテンパイ。
子供からリーチが入る。
掴まされる危険牌。さすがにこれは打てないなぁとオリる親。
数巡後、子供のツモの発声。アガり牌はまさに自分が止めた牌。
「やっぱりこれが当たりかぁ!!」と安堵の表情の親。放銃した時とツモられた時の失点が同じだったにも関わらず。

もしあなたがエスパーかなにかで、相手の手牌が透けて見えていて、100%相手の待ちが分かるのであればその牌を止めたほうが良いでしょう。
立直者でない人がアガるかもしれないし、立直に振り込んでくれるかもしれない。なんなら誰もアガらず流局でこの局を終えるかもしれない。

しかし、相手の待ちを100%言い当てられる人などいない(と信じたい)。
相手は何待ちなのか分からない以上、何よりも優先するべきは、目の前にある「自分は両面でテンパイしている」という事実なのである。

局の収支=自分が加点した場合の得点-自分が失点した場合の得点

麻雀は最終的に一番点棒を多く持っていた人が勝ちというゲームだ。なので、みんな加点するためにアガリを目指して牌を選んでいく。
しかし、麻雀は基本的に1局に加点できる人は1人だけだ(ダブロンやノーテン罰符は除く)。

そのため、加点できない局というのは
横移動で失点ゼロ
ツモられて失点
放銃して失点

のいずれかになる。なので、自分がアガらない局の結果として最良なのが「横移動による失点ゼロ」となる。逆に一番失点が大きくなる行為は放銃である。麻雀を始めたばかりの頃は、相手から立直が入ったら一番大きな失点に繋がる放銃を避けるためにベタオリをしましょう、と教わった人が多いはずだ。

ベタオリというのは、自分の加点を諦めて一番大きな失点に繋がる放銃を避けつつ、横移動他家のツモ流局と言ったような極力小さな失点に抑えることを目指す行為である。

ヨンマであれば横移動や流局の割合が多く、ツモられたときの失点も比較的小さい。放銃による大きな失点さえ回避すれば、大きな傷を負わずにその局を終えることが出来る。

しかし、このルールは冒頭にも書いたように
ツモられた場合の失点も大きい上に、ツモられる「割合」も「機会」も多いルールなのだ。

そのため、自分が加点できなかった局は、そこそこ失点するという感覚を持つべきなのだ。このルールにおいては放銃さえしなければ良い、という考えは捨てよう。
「1回も放銃していないのにツモられだけでラスになっちゃったよー」
という言い分は通用しない。なぜなら、自分があがってない局というのは基本的に失点する局だからだ。なので、たとえ打点が安かろうが加点することがとても大事なのだ。

人よりもアガるための方法は、
他家よりも「早く」「良形」を作ること

(ようやく勝つための三か条その1のフレーズに戻ってこれたぞ…( ^ω^) )

上記の理由から、このルールでは

早さ
・放銃やツモられることによる失点を回避し、加点に繋げるため。

良形
・よりアガりやすいテンパイを組むため
・他家とのテンパイ勝負になった際に、少しでも勝率を上げるため(放銃が最大の失点機会)
・(愚形待ちだと押しづらいので)危険牌でも押せるようにするため

がとっても大事なのである!!!!

最後に

それではここまで読んでくれた方のために、シンプルかつめちゃくちゃ汎用性が高い作戦を授けよう。

両面テンパイは押せ!!!

以上です!!

次回は全赤サンマで勝つための三か条
1⃣他家よりも「早く」「良形」を作る
2⃣しょーもない手から放銃しない
3⃣親番は誰か、を意識する。

のうちの
2⃣しょーもない手から放銃しない

についてやっていくよ!!


それでは今回はここまで!

さらばじゃ!!

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