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【好きなもの】1/3の純情な感情

SIAM SHADE最大のヒット曲であり、アニメるろうに剣心のED曲でしたので知っている方は多いのではないでしょうか?

※公式PVなどが見当たらず古い動画になってしまいます。。。

90年代なので僕が小学生の頃にリリースされ、それ以来大好きな曲です。
SIAM SHADE以外にもFLOWを始め、多くのアーティストにカバーされている楽曲ですが、やっぱりあの曲はボーカルの栄喜さんの声が一番しっくりきます。
当時、僕はドラムの淳士さんの大ファンでした。笑顔で、ドラムパフォーマンスがカッコよかったんですよね。なんとなくこんな楽しそうな大人になりたいと思ってました。

僕は音楽経験者でなく、素人なので素人なりに感じていることをまず書いていきます。
曲はミドルテンポのロックナンバーで、すごくメロディが頭に残る感じなんです。栄喜さんの声がそのメロディにマッチしている感じで子供ながらにずっと口ずさんでいました。今改めて聴くとやっぱり軽快なメロディだけど、どこか重みがある最高にカッコいい曲だなと感じます。

一番注目してしまうのは歌詞です。
僕は音楽は雑食で何でも聴くのですが、その中でも歌詞は全ての曲の中で一番好きです。
男性が女性に恋をして、愛しているけど上手く伝えられないってのが、具体的に1/3も伝わらなくて、空回りしちゃうわけです。もしもという言葉や、夢の中ではという表現があるようにきっと正面切っては本当に気持ちが伝えることができていないのが分かります。
片思いソングの中でも伝えられない自分の思いに激しく葛藤している様子が伝わってきます。

ただ1/3純情な感情ってことは2/3は不純なのかと考えた人は絶対いると思うんですが、これは迷路サイクルに入りそうなので考えないことにします(笑)

上手く伝えられないってよくあることだと思います。それが親に対してか、友人に対してか、恋している相手に対してかと対象が異なるだけで、結局は言いたいことの1/3も伝えることはできないのかもしれません。この曲を聴いているとそんな気がしますし、1/3も伝えられないから人って人を好きでいることができるんじゃないかなって思ったりもするんですよ。

もしも簡単に100%気持ちが伝わるとしたら、僕が相手から気持ち伝えてもらう側だと真剣さが分からない、あるいは簡単に心変わりしてしまうのではという疑問を持ちます。
自分の気持ちがなかなか伝わらないから沢山の時間を一緒に過ごし、時にはケンカして、少しずつお互いを理解してやっと気持ちが少し伝わるんじゃないでしょうか。それが途切れないように交流をし続けて、またケンカやなにかトラブルを繰り返して、、、という関係からようやく気持ちが1/3ほど伝わるのかもしれません。
伝わらないから伝え続けようと努力するからこそ一緒にいることができるんじゃないかなと思います。

ところで、今回なんでこの曲について書こうかと思ったかというと、
①尊敬はしているビジネスパートナーと先日飲んだ時にるろうに剣心の話になり、思い出したから
②人を愛するということの難しさを今生まれて初めてと言ってもいいほど体感して、日々悶々としているから
といった背景があります。

①は元々は飲み友達でしかなく、たまたま僕の仕事に少し空きができたタイミングで相談を受けたことがきっかけで、今パートナーとして一緒に仕事をしています。年齢が20歳以上離れていても良い音楽やマンガなど作品に世代は関係ないなと感じ、好きなものはどんどん言っていこうと思えました。
②に関してはまた改めて、noteに書こうと思います。人生では初めての葛藤です。

今後はこうやって僕のことを知ってもらうためにもビジネス的な考え方だけでなく好きなものについても少し語っていこうと思います。

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