ネタを思いついた時の熱が好き 【アドベントエッセイ(222/365)】
早いものでクリスマスまであと143日を切った。
どこよりも早いアドベント企画、222日目は「ネタを思いついた時の熱が好き」の話。
私は個人でブログも書いている。内容は、個人でやる企画がメインだ。
更新は不定期。いつも「次何書こうか」を考えているのではなく、何かのタイミングで「あっ、これちょっとやってみたいな」とネタを思いついたら書くスタイルでやっている。
普段、仕事で書く記事のネタ探しに追われているので、
『個人ブログくらい、無理せず本能気のまま、純粋な「やろう」が産まれるまで待ってればOK!くらいのユルさでやらせてくれ』
というスタンスなのだ。
先程「次はこれやりたい!やろう!」というネタがひとつ浮かんだ。
私は、この「ネタを思いついた時の熱」が好きだ。
「こんな企画とかどうだろう?」
「どうやるかな。そもそも実現できるのか?」
「あっ、これを使えば出来るわ!出来るわ!」
「で、実際にやったとして。あっ!じゃあついでに、これもやれるな!!」
「待てよ、これひょっとして、メチャクチャ面白い企画なのでは?」
ひとつのアイデアをきっかけに、頭の中で歯車が繋がって行って、ひとつ噛み合うごとにお腹の中がじんわりと温かくなっていく。「早く本格的に着手したい!」と気持ちがはやって、ワクワクしてくる。
実際のところは、いざ走り出してみると、書いている間に色んな現実が出てきて、完成するまでに「本当に面白いのかしら」などと心が揺れたりする。これはまぁ、何かを作る時の宿命といえよう。
つまり、最初のネタを思いついた時のワクワクは、現実に対して若干熱暴走気味であることが多いのだ。
それでも私は、それをわかった上で、熱暴走を楽しむ。
最初から現実なんか見なくていい良い。誰もお膳立てしてくれない未開の地に最初の一歩を踏み出すエネルギーは、多少楽観的過ぎるくらいがちょうどいいのだ。
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