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一人でパフェを食べに行く 【アドベントカレンダー(225/365)】

早いものでクリスマスまであと140日を切った。


どこよりも早いアドベント企画、225日目は「パフェを食べるためだけに喫茶店に行った」話。



1ヶ月くらい前から「ちゃんとしたパフェが食べたい」となんとなく思いながら過ごしていて、会社の夏季休暇の間に「一人でパフェを食べに行く」と決めた。



で、今日の昼に晴れて実行した。



行ったのは新宿の「珈琲西武」という純喫茶。



昔ながらのレトロな店内は広々としていて、平日の昼間とコロナと相まって、がらんと空いていた。




早速、名物のフルーツパフェを注文した。



珈琲西武のフルーツパフェは、綺麗にカットされたフルーツがこれでもかというくらい盛られていて、小さめのコーンアイスまでついている。




瑞々しいフルーツを端から食べながら、少しずつ真ん中のクリームとアイスが詰まった部分に迫っていくのだ。



一人で行ったから、パフェを食べるという行為だけに没頭できる。そんな中で、これまで気づかなかったパフェの面白さに気づいた。



食べる順番によって、同じフルーツでも色んな味わいを楽しめるのだ。


例えばメロン。メロン単体をかじると、濃い甘さを楽しむことができ、クリームとアイスをしばらく食べた後にかじると、口の中のこってりした味わいを爽やかな甘さでリセットしてくれる。


パイナップルも、酸味が強いオレンジの後に食べればやたら甘く感じ、バナナを食べた後にかじると甘酸っぱく感じる。


珈琲西武のフルーツパフェの何がすごいって、真ん中に埋まってるアイスはバニラ、コーンにのっかってるアイスはヨーグルト味と、アイスまで種類を変えてあるのだ。



だから、メチャクチャボリュームがあるのに、いつまでも飽きない。何をどの順番で食べてもずっと違う味わいを楽しめるように計算し尽くされているのだ。


大変感動した。パフェすげぇ。


夏休みの特別企画的な感じでやったつもりだったが、予定変更だ。



「美味しいパフェを探しに行く」を新しい趣味のひとつに加えようと思う。


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