比較の楽さに逃げないために 【アドベントカレンダー(226/365)】
早いものでクリスマスまであと139日を切った。
226日目は何かを下げずに生きていく話。
「何かを褒める時、他の何かを比較対象にして下げない」
普段これを意識して生きていているのだけど、なかなか難しい。
自分が「いいな」って思った時って、だいたい無意識の中で「〇〇に比べて」という比較対象を基準に判断しているからだ。
誰かに伝える時だって、なにかと比較したほうが圧倒的に伝えやすい。
だから、つい比較して何かを下げたくなっちゃうのだ。
この話だって、「賞賛する時に何かを下げる人」と比べて、そちらを下げてしまっていると言われればそうかもしれない。ややこしいことだ。
だれかを励ましたりする時、「いやでも〇〇に比べれば全然いい状況だと思うぜ」なんて言うのもご法度、だと分かってるのに、ついサラッと言っちゃうこともある。
そんなうっかり比較sageをやってしまうたびに、細かな反省をする。どうやったらうっかりsageを回避出来たのかを考える時、ポイントになるのは「語彙力」ではないか、なんとなく感じている。
良さを伝える時に、使える言葉の選択肢が多ければ多いほど、なにかと比較せずとも素敵さを伝えやすくなるのだ。
比較の楽さに逃げないように。語彙を増やす努力を続けるための、ひとつの指針にしている。
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