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MFB Tanzbar 2 のレビュー

ベルリンの機材メーカーMFB Manfred Frickeから2018年くらいに発売されたTanzbärの後継機です。

Tanzbär1が808~606ライクなドラムマシンに対して、こちらは909テイストのマシンです

。8アナログ8サンプルトラック、jomoxのxbase999をminimal house仕様にした感じです。

 

ボリュームスライダーに変更したり改善点が多々ありますが問題点もいくつかある印象でした。特に電源のコネクタ部分!usb ミニ規格なのですぐに外れやすい。エンコーダーの設定。

音はminimal houseやmicro house系の音の印象でした。

ベルリンのクラブCDVやhoppetosse、リカルド〜yoyaku とかその辺の音好きな人にはおすすめのオモチャって感じです。

低域はよく出るので大きなサウンドシステムで鳴らすと迫力があります。

tomはアタックが強い印象。

個人的にはアナログ部分よりサンプル部分の乾いた感じの出音が好きでした。

voice1,2,3はLFOやfilterがついていて、パラメーターロックしモジュレーションして鳴らすと面白い音がすぐ作れます。

bass synthも搭載されています。これもまた乾いた感じのいい音をしますが、このクラスのドラムマシン持ってる人でこの限定的な機能のモノシンセ使いたい人って果たして存在するのか?とも思いました。

 サンプルセクションの音の質感やグルーブ、レイアウト、シーケンサーのシンプルさはとても好きなので、使用を変更して再発売して欲しいです。

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