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偽る英会話

思い立って始めたオンラインの英会話はいまだに続いている。
仕事の残業があったり体調がしんどければ当日にキャンセルしてしまうゆるさで大体週3、たまに週2くらいでやっている。
今はキャンペーンの都合上毎日できるやつにしているが、このペースなら月8より毎日のほうがコスパがよさそう。

レベルについては最初に推奨されたレベルでカリキュラムの半分をやってみたけれど、基本的な文法がパッと出てこないなーというのと語彙力が貧弱すぎたのでレベルを下げてみた。テーマがファッションとかだったので実用性あるかと思いきや整形の話とかあったので知らんがなとなった。日本では整形はメジャーですか?って言われてもそれはその人のさじ加減やん?ってなる。

講師を選べるのだけれど一応毎回変えている。元々リアルでも何回も顔を合わせることが苦手(初回は大丈夫だけど2回目以降はどんな顔して会えばいいかわからないの)なのと、合う講師はたくさん探そうという意図と、単純に時間で空いている人を選ぶほうが気持ちが楽だからというのもある。
けれどこの講師選択が結構重要な気がして、合う人と合わない人が結構分かれる。
話すスピードは速くても語彙も足りないまごついている私の意図を汲める講師はいいなあって思うし、汲めないと私のテンションが下がってしまう。
ちなみにいいなと思ったのは、喋るたびに褒めてくれ、ロールプレイングでカチンコを持ち出して鳴らした講師はめちゃくちゃ楽しかった。

それにしても語彙力がないのは本当につらい。自分が伝えたいことが伝わらないからだ。
例えば好きな日本の食べ物を聞かれたとき、私はうな重が大好物なのだけれど、unagiと言ってもまあ世界的にレアなのであまり通じない。
じゃあそのunagiおよびうな重を説明するのになんて言えばいいか、日本語で言えば「ぬるぬるしてる」「細長い」「けど食べるとおいしい」「なんか味が濃い」って感じになるけど、これをさっと英語でと言うと、この間までThis is a penレベルだった人間にはつらい。
そうなってくるととりあえず無難なものを言うかとなり、I like sushi.と答える。そして講師に(おまえそれウケそうな単語言っただけやーん)って顔をされて続いていく、いやお寿司も好きなんですよ。

他にもあなたの親友はどんな性格?という問いがあれば脳内で勝手にフワちゃんのようなイマジナリーフレンドを作り出し、あなたの母親はどういうのをもらうと嬉しい?と聞かれ、「花束はいらん!」と言うリアル母親をいったん置いといて例文にある花束を答えるような細々とした嘘を並べている。

これで本当に英語はもうちょっと喋れるようになるのかわからないし、そもそも海外旅行行かない(パスポートも切れた)から英語使わないし、モチベーション維持が不明すぎるけれど、会社の人や家族以外と話せるのはちょっとした気晴らしにはなるのでキャンペーン縛りまではちゃんとやろうとは思う。
ていうか明確な目標なしに手を出したの我ながらすごいな!?

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