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地域と繋がり地域に必要とされる薬局を目指す「株式会社 水戸薬局」

1927年(昭和2年)11月に東京都葛飾区高砂に誕生し、約100年間にわたり葛飾・江戸川の地域の薬局として地域に密着した活動を行っている株式会社水戸薬局様。今回は地域での活動やシナプソロジーご導入までの経緯を店舗運営部 部長の今西様に伺いました。

株式会社水戸薬局 店舗運営部 部長 今西様

ー 水戸薬局とはどんな薬局ですか?

長い歴史があるので、薬局として地域に根差した活動を行っております。
今は”子ども食堂”や”フードパントリー”も行っています。それ以外にも、高齢者の脳を活性化させるシナプソロジーやヨガ体験などの健康教室を月1回行ったり、地元の祭りにも参加して健康相談を行ったりとか、あらゆる世代の地域住民の健康維持活動を行っている薬局です。

\ 地域活動 /

ー シナプソロジーご導入前に感じていた課題とは?

地域で健康教室など色々やっていく中で、提供するネタが無くなってくることに悩んでいました…
子どもに対するイベント内容はたくさんあったのですが、高齢者に対するイベント内容がなかなかなかったのが課題でした。

ー シナプソロジーの導入を決めたきっかけを教えてください

私が展示会に行った時に、ふらっとシナプソロジーのブースに立ち寄ってみたら、すっごく面白くて!「あ、コレ絶対導入したい!」って思って、店舗で体験会を実施していただいて、その後導入に至りました。

ー 展示会の場合、様々な商品・サービスがある中でシナプソロジーのどんな部分を面白いを感じていただいたのでしょうか?

正直、聞きたい講演がたくさんあって、その合間に立ち寄ってみたのですが知らない人同士がすごく盛り上がっていてあ!これは絶対イケる!」と思いました。全然知らない人同士が手を繋いで盛り上がっていたりして、本当に面白かったです!日常では見られない光景でした。

ー どんな用途でシナプソロジーを活用されていますか?

本当に色んな場面で活用しているのですが、小学校で薬の話を行う場合には、お昼休み明けの場合には冒頭に集中力UPの為に行ったり、少し話が長くなる講座の時には合間に行ったりしています。
高齢者施設に行く際には、シナプソロジーを目的に来て下さるので、様々なエクササイズを行っています。

高齢者施設での様子

ー 小学校で薬の話をされるようになったきっかけとは?

2つパターンがありまして。
1つは私が学校薬剤師を行っているので、「薬の授業」や「がんの授業」「生活リズムの授業」「薬物乱用防止の授業」などを定期的に行っています。2つ目は、社会福祉協議会の出前講座をやっていまして、それで「認知症とシナプソロジー」という題で、希望される小学校に行って行っています。

ー 小学校で薬の授業で、ウケる鉄板のネタはなんですか?

「お薬を何で飲むか?」って話ですね。お茶やコーラで飲むとどうなるか、水の温度や、飲む水の量が少ないと喉に引っ付く様子など映像で見せるんですが、それは非常にわかりやすくてみんな驚きますね。

ー 高齢者向けの健康教室を行う際に、参加者の方はどんなニーズを持って参加されていますか?

ここに来るのが楽しい!」「月一回みんなで集まるのが楽しい!」と参加される皆さんが言ってくださいます。「みんなでこんなに笑うことはないよね♪」って今日嬉しい言葉を頂きました。
できる出来ない関係なく、間違っても「あ~!!」ってみんなで楽しんで、大笑いしてくれています。きっとこの楽しさを求めて、皆様継続して参加してくださっていると思います。

ー シナプソロジー導入前、導入後で変化はありましたか?

小学校の場合ですと「つまらない…」とならずに、飽きることなく最後まで聞いてくれたり、終わった後もみんなが笑顔になってくれたりするようになりました。

高齢者の場合も誰1人「つまらない」っていう人はおらず、みなさん継続して参加してくださるようになりました。継続率は非常に高いです。さらに店舗での会話が増えました。健康教室での内容をきっかけに患者様との距離が近くなったように感じます。

ー 社内でシナプソロジーの指導者は選抜したんですか?

いえ!「やりたい人」を募りました。こちらから「やりなさい」ではなく希望者を募っているので、お客様に対してホスピタリティ精神が高いスタッフが多いです。でも、みんな人前で話すのが苦手な人ばかりですが…(笑)

ー スタッフの方の変化はありましたか?

みんな自分がシナプソロジーをやる日は、一生懸命患者様に声をかけています。「来て!来て!」って患者様に積極的に声をかけるんです。以前は人集めもできなかったんですが、そういって誘うようになりました。
エクササイズ指導する際に、練習するようになりましたし、自分が伝えるのが難しい場合は仲間の様子を見て高め合うようなりました。
会話量・コミュニケーション能力が増えたと思います。

ー 今後の展望を教えてください

今、子どもには”子ども食堂”、高齢者には”健康教室”などと、それぞれ別でやっているんですが、今後はそれらを一体化させるようなことができないかなと考えています。
子ども食堂の朝食を高齢者の方に作っていただいて、子どもたちの元気を高齢者の方は受け取る。そういった交流をさせたいと思っています。
今、高齢の患者様もボランティアに来て下さって、子ども達と遊んでくださったり、お料理してくださったりしているんですけど、最高齢で80歳の方が来て下さっています。その方も来ると「すごく元気もらう」って言ってくださいます。少し遠いんですが、歩いて来て下さっています。
その他にも、障がいを持っている方がボランティアで折り紙を子どもたちに教えてくださっているのですが、その光景がすごくいいんですよ。子どもたちが素直に一生懸命折り紙を折っている光景を見ると、私たちも学ぶことがとても多く、非常に勉強になっています。

子ども食堂「kuuma」


\シナプソロジー研究所HP/


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