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【今日の瞑想】からだは憶えている

夜明けの淡く緑がかった青の光の中、
まどろみながら小さく寝返りをうったら、
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めくれていたらしい掛け布団が
はさり と、
心地良い重さをもって肩にかかった。
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うたた寝の時か、
夜寝の時か、
誰かがそっと布団をかけてくれて
見守ってくれている時のような安らぎ。
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本当は半分目覚めてるのだけど、
でも、何だかその空気を壊したくなくて、
味わっていたくて、
寝たふりをして、眼を閉じている。
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そんな、いつのものかわからないような、
でも、味わったことがある記憶。
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感覚が繋いでくれる、安らぎの記憶。
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そういう思いやりだとか、
安らぎとか、
愛が連なっていった結果として、
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今のこの命と、
まどろみの朝があるのだ。
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人は、ともすればすぐ
「わたしはひとりだ」と
よくも悪くも思うものだけれど、
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感覚は、からだは、
「ひとりではない」と、知っているね。
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憶えているね。
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#今日の瞑想
#青緑
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