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『やりたい人10000人、実際にやる人100人、続ける人1人。』私がこの最後の1人になれた話。

 先日、転職してようやく、仕事に直結する一つ目の資格を取ることができた。


ここまで本当に苦しい戦いだった。。。

特に私の場合は、取得までに要した学習の8、9割が独学だった為、非常に厳しい道のりだった。同じ現場で働く有資格者の多くは、各々が所属する会社の研修部隊がどうやらかなり優秀らしく、僅か1か月内での取得を達成していた。私の自社においても研修はあったものの、試験当日、その研修と自社提供の学習プラットフォームは全く本試験に対応できていなかったことが分かり(まぁ元々うちは「全ては自分次第です!」的な風土なので当てにすることがそもそもの見当違いだったとも思うが)、一度目の試験は惨敗に終わった。
試験を解きながら、私はただただ絶望することしかできなかった。
そして試験終了後、私は項垂れて帰路に着いたのであった。

 しかし、そこで私は諦めなかった。これまでの人生で養われた

「転んでもただでは起き上がらない精神」
「ピンチを即座にチャンスと捉える切り替えの早さ」

により、帰宅後すぐに次回試験への対策を練り直し、再び机へと向かった。
問題を解くことは、私にとって大半の人が感じるほど苦ではなかった。寧ろ解き進めるにつれ、その分野への理解が深まり、仕組みを知っていくことは喜びでもあった。
それもあったのだろう、そのおかげで、惨敗からのその後の日々はよりさくさくと学習に身が入り(時には学習に前向きになれないこともあったが)、先日2度目の試験を受け、何とかリベンジに成功することができた。

 正直、私はこれまでの人生で自分の力だけで何かを成し得た経験がなく、また何かを集中して継続したことも一度もなかった。
大学受験にしろ、前職の公務員試験だって最後の最後に

「この子は何かしっかり仕事をしてくれそう!」

とか、ふわっとしたイメージで何とか拾ってもらっただけ(多分(笑))
語学試験も何の計画性も立てずにごり押しで量で勝負して受かっただけ。
だから、今回の2度目の受験前は、

「自分はもうだめなのかもしれない」
「ああ、転職したけど向いてなかったのかな・・・」

という気持ちに幾度も押しつぶされそうになった。
ただ、そんな中でも学習を止めることなく、試行錯誤し、どうやったら知識が定着するか、頭にインプットされるかを自分なりに工夫したことが僅かながらでも実ったから、今回の結果に繋がったのではないかとポジティブに受け止めている。

そう、どんな結果であれ、結果が出た後は、

「マイナスの事でもポジティブに受け止めた方がいい!」

ということは、ここ最近で経験として学んだ大きな大きな人生教訓の一つ。


 今回の”試験合格”という事実は、私に資格取得以上に大きなものをもたらしてくれた。合格までの大半の学習が独学だったことは、今後もこの世知辛い世の中を生きていく上で一人の人間としてかなり大きな自信を得ることができた。
もう三十路手前だが、

「まだまだ私はやれる人間なんだ!」

と思わせてくれた。
できないと思っていた

「何かをコツコツとやり続け成し遂げること」

が実はできる人間だった、と。
本当に大きな自信になった。

 ようやく第一関門を突破した。さて、その後はどう過ごしているのかというと、より上位の資格を得るため、歩を止めることなく、次の戦場に向け、学習をまた毎日コツコツと進めている。

今回のタイトルに使用した

『やりたい人10000人、実際にやる人100人、続ける人1人。』

この言葉を今回限りで終わらせないためにも。
今後もこの言葉は私に相応しいものであり続けるためにも。

(目下、歩みは順調!)

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