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【月の満ち欠け】から「人生は決まってる」を考察してみた

「人生は決まってるけど人生は決まってない」どっち?どっちが本当?矛盾してない?最初この言葉を聞いたときに、意味が分かりませんでした。ですがよくよく考えてみると、なるほどと思えてきた話です。


修正&更新(2021/01/29)
修正&更新(2022/02/16)


月は満ち欠けを繰り返します。満月から下弦の月、新月、新月から上弦の月、満月へと。毎日顔を変えていきます。月にも人生(月生?)があるとしたら、月の人生は決まってるのでしょうか?


月は毎日変化します。変わります。満ち欠けを繰り返します。そういう意味では変わるから決まってないともいえるかもしれません。変化するということです。


ですが「満ち欠けを繰り返す」ということは変わらないのではないでしょうか。


そういう見方をすれば、「満ち欠けを繰り返す」ということは変わらないから、決まってるともいえるのではないでしょうか。「月の人生は決まってるけど決まってない」。


例えば他にも季節があります。季節は春、夏、秋、冬と変化していきます。毎日変わっていきます。ですが「季節は四季を繰り返す」ということは変わらないのではないでしょうか。


ですから、そういう意味では「決まってるけど決まってない」という矛盾したような言葉も、現実の上では成立してしまいます。


ですから、少し無理矢理かもしれませんが、人も不幸になったり、幸せになったり、成功したり失敗したり、病気になったり健康になったり、人生は変化していきます。


そういう意味では、人は答えのない明日を生きていて変化するのですから、「決まってない」ともいえます。


自分が生まれたところ、親、兄弟、男として生まれたか、女として生まれたか。決まっていて変わらない変えられない部分もあります。


昔の人も今の人も結婚し、子供ができ、親子ができ、兄弟、友達ができます。社会のルールがあったり、ケンカしたりと昔の人も今の人も、いつまでも変わらないものもあるのではないでしょうか。


ですから「人生は決まってる」というのも間違ってはいないことになるのではないでしょうか。


去年咲いた桜の花も、今年咲いた桜の花も同じではありませんが、また来年も桜の花が咲くということは変わりません。


ですから、「人生は決まってるけど、人生は決まってない」という矛盾してるような言葉も、現実の上では矛盾してません。


なんか人生が決まってると言われると、なんか頑張って努力しても意味がないんだと思ってしまいますが、決まってないと言われると、努力次第で変えられるかもしれないと希望が持てるような気がします。


天気が雨でも、また晴れるということが分かっていれば、対処ができます。天気は変化するけど変化しない。決まってるんだけど決まってない。「止まない雨はない」と言いますが、本当にそうだと。


もし、月が満ち欠けの法則を変えたり、季節が四季を繰り返さなくなったり、天気から晴れの日がなくなったりしたときは、もう誰もこの世には存在できなくなってるのかもしれません。