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そろそろ海外に出たい

2020年、それはコロナが始まった年だった。

2019年の12月初旬、中国の武漢市で初のコロナ感染者が報告された。それから数ヶ月で世界はあっという間にパンデミックに飲み込まれた。
今思い返してみれば、当時の我々にはものすごく甘い見通しを持つものもいた。当時のアメリカ大統領のトランプは、「コロナは夏には終わる」なんて言っていたっけ?当時から懐疑的な声は多かったけれど。その後、大統領が変わって今のバイデン大統領が「コロナは終わった」と発言したのが、ついこの前の2022年の9月のことだ。確かに夏が過ぎたら終わったけれど、それが2年後の夏になるとは当時は分からなかった。

コロナで抑制されたものが人との交流である。とりわけ海外渡航は本当に難しいものとなった。陰性証明やワクチン証明といった書類が必要になったり、隔離期間も必要だった。結局コロナ中に海外に行く機会は無かったから経験したことはないけれど、もはやそれまでの旅行とは別物になっていただろう。特に日本は令和版鎖国なんて揶揄されるほど他の諸外国に比べて厳しい措置をとってきた。
なので、この2年間で旅行で海外に行った人なんて本当に少ないだろう。行けてもお隣の韓国や中国ではないだろうか。ヨーロッパに旅行に行っている人なんて一握りだ。

そんなヨーロッパに私は行きたい。それも旅行ではなく移住がしたい。
過去に1年間イギリスにいた経験があるけれど尋常じゃなく楽しかった。自分の常識が全く通用しない地域に身を置くこと、異邦の国で異邦人として存在することが私にとってはとても心地よかった。
海外に出てどうやって暮らしていくか、どこにいくかという点はまだ未確定だけれど、ともかく日本以外の国の見るもの全てが新鮮なあの感覚をまた味わいたい。そんな欲望が溢れている。

https://www.amazon.co.jp/移住者たちのリアルな声でつくった-海外暮らし最強ナビ【ヨーロッパ編】-久保田-由希-ebook/dp/B097RBZJD1


最近だとこんな本を見つけたので必死に読んでいる。やっぱり、こういう情報を得てしまうと本当に海外に行きたくて仕方がなくなる。それにこの本、移住方法や職の見つけ方などの具体的なアドバイスがかなり本格的に書かれていて非常に勉強になる。
特にここ数年日本でもノマドワーカーに人気になっているエストニアやジョージアをカバーしているのがありがたい。
エストニアは過去に一度行ったけれどジョージアはまだ行ったことがない。いつか行ってみたいと思っていたところ。

こういう本を読みながら考えていくと、入国のしやすさや物価の観点から一番現実的なのはドイツかジョージアあたりかなと思えてくる。
経済大国としてのドイツか、物価の安いジョージアか。でも最近はデフレや円安の影響で物価だけで考えると日本の地方とかの方が安かったりする。貧しくなったものだ。そうなると外貨を稼ぐ手段が必要なるから本当は現地就職が一番理想だったりもするけれど。悩みどころだな。

ともかく大切なのは行動だ。
情報を集めて、具体的な計画を作って、実行に移していく。あとは期限も決めておこう。自分を信じて行動あるのみだ。

生きていくために,大切に使わせていただきます.