火災報知器を鳴らした/オーストラリア
オーストラリアの電圧は240V
日本にいた頃の感覚で、電子レンジを使って、パンを解凍した。
気づいたら、煙がもくもく。
火災報知器が鳴った時点で、終わり。
ただ待つことしかできない
自動で消防に連絡が入って
消防車が来る。知る限りではもれなく2台。
火災報知器は、鳴りやすい。時には、1日に2~3回耳にするほど。
消防隊が出動する度に、$2000(20万円程度)が要求される。
『本来の消火活動の妨げ』
でも、彼らが来ないとブザーは止まらない。
だいたいは誤作動だ。
よく働き、よく稼ぐ。
ボンベ背負って、防火服着て、
人を引き連れ、ひとつのブザーを止めに来る。
このシステム、変わらないかなあ。
口をつぐんで、腕を組んで
大家さんと、対応を相談していたら
I'm not cross. It was a mistake. 「怒ってないよ、ミスだから」
と何回も言ってもらった。
流石に手慣れているなと思いつつ、
大迷惑&損失に、相当参った。
オーストラリアに来てから3年ほど経ち、
同室の子が火災報知器を鳴らしたり、友達が家を燃やしたり(全焼)、
電子レンジから火を出したり、煙探知器の予備ブザーを鳴らしたり。
思い返せば、散々やっていた。
「エネルギー」を放置してはいけない。
ちょっとずつ、監視下で。
発生させない、延焼させない行動を取らなきゃ。
ブザーは今も鳴っている
本文を書き終わったところで
隣の火災報知器が鳴り始めて、
小道に消防車が2台来て、
もう、罰金があるからってケースが減るわけじゃない。
実費にしては、詳細がわからない。
ここ何年かで、値上がりしてる。
「消防士」ってどんなお仕事なんだろう。
シドニーで暮らしている大学生です。 面白い日常を共有したくて、毎日を楽しんでいます。