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スタートアップ夢の扉 感想


今必要なのは挑戦を後押しする社会の形成

 起業家は成功したらヒーロー、失敗したら詐欺師。こんな言葉があるそうだ。

 世の中を良くするためには、アイデアを形にする起業家が不可欠だ。しかし、起業家は失敗する確率も高く、起業したい気持ちがあっても二の足を踏む人も多い。挑戦する前に失敗した後の事を考える。その問題を解決する方法は、失敗しても助けてくれる人がいる事、セーフティネットになる仕組みを作る事だ。ホットドック家のおばちゃんは、投資の天才ジピョンに、帰る家がなくなったらいつでも私の家に来ていいと言ってくれる。家族がいないジピョンにとってこんなにありがたい言葉、ありがたい存在はない。

 家族の意義は、本人の意思を尊重して、失敗しないようにさせるのではなくて、失敗しても大丈夫だと安心感を与える、そして背中を押す事なんだと思う。自分の思い通りの進路に進まない子供を冷ややかな目線でみたりする親はいないだろうか。日本はどこは挑戦する事を良しとしない空気が漂っている。たかを外してはいけない。皆んなと違ってはいけない。そんな同調圧力はさっさとなくなればいい。

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