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【アルバム紹介-1】【シティ・ポップ】佐藤菜々子/Funny Walkin'

不定期でアルバム紹介をするという試みを始めてみようと思います。理由として
①好きなアルバムを紹介するとなるとより調べなければならなくなるので、理解を深めることが出来そうだと思ったから
②今の自分がそのアルバムに対してどのような気持ちでいるかのメモになるし、振り返って自分が聞いていた音楽の遍歴が分かるようになりそうだから
③興味を持って聞いてくれる人がいたら嬉しいから
④文章を書く練習になるから
主に①の理由が大きいですが読んで頂けたら嬉しいです。

今回紹介するのは
佐藤菜々子/Funny Walkin' です。

Funny Walkin'
佐藤菜々子

このアルバムは77年に自身の1stとして発表されました。後にシティ・ポップの先駆けとして名を知らしめる事になる佐野元春がデビュー前に共同で制作し、編曲はジャズピアニストでありルパン三世のテーマなどで有名な大野雄二が手がけています。そのため全体的にジャズテイストな1枚となっており、佐藤の囁くような歌声と、アンニュイでどこか気だるげな世界観を持つこの名盤は、後のJ-POP(主に渋谷系)に多大な影響を与えました。例えば渋谷系の元祖とされている小山田圭吾と小沢健二のユニットFripper's Guitarもウィスパーボイスを使っています。渋谷系が好きな方に是非聴いて頂きたいです。

CAMERA TALK
Fripper's Guitar


アルバム内容
今回のアルバムで必聴なのは1曲目の「サブタレニアンふたりぼっち」で、シティ・ポップファンなら外せない1曲となっています。サブタレニアンとは、地下の 隠れた という意味であり、寂しげでどこか八方塞がりの様な2人の状況を軽快でかつ落ち着きのあるジャズテイストで歌われた曲です。また「ラグタイム・フォーエバー」や「ピアニストの恋人」など、曲名からもジャズでラグタイム(ピアノ演奏を中心としたリズムの強調されたメロディーとマーチの伴奏を融合させた独特の演奏スタイル)な雰囲気が感じとれます。

まとめ
初めてのNote投稿でしたが、作成にあたり調べたことで知識が増え楽しかったです。文字数を1000字程度にしようとしたのでどうしても初回は(アルバム紹介を始める理由を書いていたため)アルバム内容の部分に文字をさけませんでした・・・。これからもちょくちょくやっていこうと思うので(多分)もし反応頂けたら嬉しいです。拙い文章をここまで読んでくださった方ありがとうございます。

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