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「知的生産の技術」に関する伝説の古典4冊から得た10の奥義

コロナ禍のリモートワークで、世の中は益々、知識社会に向かっていることを認識した人も多いのではないか。

リモートワークができない人が、知的生産活動をしていないとは限らない。大規模な実験施設が必要な人もいれば、生産現場でないと仕事にならない知的ワークの人もいるだろう。医療現場等のエッセンシャルワークも知識が要求される。

但し、オフィスのホワイトカラーの多くの人は、職場での勤怠や人間関係とその要領等の定性評価でなく、リアルにアウトプットのみの「知的生産能力」だけで評価される時代になったことを感じている人も多いのではないか。

私自身、webinarや研修、記事の投稿等、例年以上に「知的生産」を行うことが多く、この夏は50冊以上の様々な「読書術」や「知的生産」「文字や印刷やデジタル等の技術による知性の進化」等に関わる本を読んでみた。

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その結果、技術の進化に応じて脳の機能は柔軟に変化していく(進化か退化は別の議論として)一方で、着想を得る方法、記憶と記録の使い分け等、知的生産の方法については普遍的な部分がかなり多いことにも気付いた。

ここでは、それらの本の中でも厳選した「知的生産におけるバイブル」とも言うべき4冊(累計420万部/300刷)の本から、そのエッセンスを伝えられたらと思う。   

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