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21年卒就活組座談会 第六回 「まともに試合出来ずにシーズンが終わる可能性があることについて」「最も印象に残った社会人は」

こんにちは。
まずは↑の写真ですが、福岡在住の某大学ラグビー部OBが上京した際に、現役の就活生を囲んでその他のOBとコーチが参加して実施したレクチャー(という名の飲み会)です。

この就活サポートも私一人では決して出来ることでなく、こうやって社会人になってもお願いをすれば直ぐに集まって親身に学生のサポートしてくれる彼らがいてこそです。心から感謝しています。

と、前段が長くなりましたが、今回は2020年度就活組WEB座談会の第六回です。

今回は「ざっくばらんトーク」ということで、以下について話をしています。

特に、「まともに試合ができずにシーズンが終わる可能性があること」について個人的に学生に聞きたかったので就活とは離れますが、今回そのやり取りについて載せています。

世間やマスコミより当人達の方が感情的にならずに現実を冷静に捉えてるのが印象的でした。


今回のWEB面談会の議題

今回のWEB座談会(第六回)の議論トピックは以下の二点です。
「このままシーズンが終わる可能性があることについて」
「特に印象に残った社会人は(その1)」


WEB座談会参加メンバー

ユウタ:W大四年・ラグビー部OB。就職留年中。某スーパーゼネコンに内々定。
タケル:H大三年・ラグビー部。某複合機大手に内々定。
コウタロウ:R大三年・ラグビー部。某専門商社に内々定。
リキタ:K大三年・ラグビー部。某スーパーゼネコンに内々定。
シュンイチ:H大三年・ラグビー部。某製薬会社に内々定。
シャラ:わたしです。
(全員仮名です。)


「まともに試合が出来ずにシーズンが終わる可能性があることについて」

シャラ

みんなはこれまで本当に長い期間ラグビーをやってきて、最後の一年がこういう状況になって、まともに試合が出来ずにラグビー人生が終わるかも知れないことについてどう思ってるかな。

リキタから行こうか。

リキタ
はい、考えること色々あるんですけど、言葉に纏めるのが難しいですね。
「難しい」という言葉でしか言いようがない、ってのが実際のところですかね。

今後どうなるか分からないのでまだ実感はないですが、「本当にこのまま終わってしまったら悔しい」という気持ちは間違いなくありますね。
協会がなんとかやろうとしてくれているので、これを希望に今やれることをやるしかないです。

シャラ
学生スポーツってある意味最終学年が全てでもあるし、だからこそ最後は競技人生でマックスのモチベーションとスキルで臨んで、最後に自分の最高の実力を確認して競技人生を終える、みたいなプロセスがあると思うんだけど、ここがどうなるか分からないというのは気持ちの整理は難しいだろうね。

リキタ
ですね。本当に不完全燃焼で終わる可能性高いですね。
僕はリーダーでもあるので不安な気持ちが部員に伝搬する可能性もあるので、今は冷静に状況をを見守るしかないと思っています。
そして、協会の決定に加えて大学の決定が優先されるのでここも注視しています。
大会出場には2ヶ月間の準備期間必須という内規があるようで、公式戦が決まっても試合出来ない可能性ありますし。

コウタロウ
僕も残念という気持ちはあるのは間違い無いですね。

自分の気持ちを整理させる意味では、夏合宿までしっかり準備してから試合出来ない・終わりではなく、この学年の最初の方から厳しい状況が分かってるのでまだマシ、と思うようにしてます

シーズンが始まる直前でそれまで一年で積み上げてきたものが無くなる方が悔しい気持ちがもっと大きいと思うので。
今回はそうでないし、って自分に思い聞かせてます(笑)。

シャラ
二人とも冷静で大人だね。
高校野球でも連日マスコミは悲劇的なエピソードを書いてるけど、当人達は意外と冷静なんだろうな、と今日話を聞いてて思いました。
「自分はこれまでこんなに頑張ってたのに可愛そう」って思ってても何も好転しないもんな。
今日は俺の方が遥かに(みんなから)学ぶこと多いよ(笑)。

タケルはどうかな。

タケル
僕は社会人でもラグビーが出来るし社会に出る前に身につけておきたいことが明確になったのでモチベーションを高めるのが難しいなぁ、とも思ってたのですが、自分自身も、他の四年生も思ってた以上にモチベーション高いんですよね。
四年生のモチベーションっていい時も悪い時も下級生に直ぐに伝搬していくので、これからこの高いモチベーションを保つのが大事ですよね。

シュンイチ
僕もタケルと同じで、高いモチベーションで練習に臨めてます。大袈裟ではなくて大学入ってから一番モチベーション高いかも知れません。
ラグビーが出来ない期間があった分だけモチベーションが上がってる感じがしますし、今は一回一回の練習を大事にしていて毎回成長を感じられてます

コロナ自粛の間で頭の整理が出来たんですかね。
パスの投げ方も明らかに自分で上手くなってること分かりますし、その他のこれまで出来なかったスキルが出来るようになってたりするんですよね。

そして、ついこの前のフィットネスでもこれまでの競技経験で最高値が出ました

シャラ
それは凄いね。
自粛の間も地道に努力してたからこそなんだろうね。
(自分が豪州出張の土産で買ってきた)2XUの効果もあるんちゃうかな。

シュンイチ
それは間違い無いですね。あのスパッツ履くと下半身の安定感が全然違います。

シャラ
恩着せがましく無理やり言わせてすいません(笑)
そのフィジカルであれば尚更、秋の試合が楽しみだね。

シュンイチ
そうなんですね、だからこそ秋はちゃんと試合やりたいんですよね。
でも考えることもあって、無観客試合だったら何の意味があるのかな、とも思ってます。

歓声あるところで試合すると普段出ない力が出ますし、最後の学年はこれまでお世話になった方々への恩返しの意味もあったので、試合に出れるようになったらいろんな方々を試合に招待したかったんですよね。
無観客試合だったら普段の練習試合と変わらないですよね

シャラ
確かに、親御さん達もみんなの最後の試合を生で見たいだろうね。
ユウタは学生生活5年目、ラグビーでは何か目標あるかな。

ユウタ
僕は母校の高校のコーチをしっかりやろうと思ってます
僕が高校生の時に会ったコーチの方に大きく影響受けましたので、自分も高校生達に影響を与えられるぐらい入り込めればと思っています。
今月から再開するみたいなので、まずは(高校生達に)会うところからですね。


「一番印象に残っている社会人は」

シャラ
就職活動中に色んな社会人に会って貰ったけど、誰が一番印象に残ってるか教えてくれるかな。
まずは、コウタロウから。

コウタロウ
それはシャラさん以外で、ってことでいいですよね(笑)
この就職活動中に多くの社会人に会わせて頂きましたが、一番印象に残ってるのは古賀さん(早稲田→三井不動産)ですね。
就職活動中に3−4回お会いさせて頂きましたし、メールでもESを見て頂いたり、その他でも細かくフォローして貰って凄く印象に残ってます。

古賀さんが就活でシャラさんにお世話になったのは7〜8年前だと思うんですけど、毎回会う度に「自分もそのくらい経ったら(古賀さんと)同じぐらい立派な社会人になれるのかなぁ」と考えてました。
本当に多くの話をさせて頂いたのですが、常に学生目線にも分かりやすく話して下さるし、話の中に熱さもある。
そして、どこか行く時も食事の時もサラッとした気遣いがカッコ良くて、一歩、二歩も、そしてもっと先を行ってる感じがしました
ね。

シャラ
古賀は毎年親身に就活サポートを手伝ってくれるけど、今年は特にコウタロウとの接点が多かったね。俺にもコウタロウの話をしてくること多かったし。

コウタロウ
それは嬉しいですね。
古賀さんってどんな学生だったんですか。

シャラ
今古賀を尊敬してそうなので詳細言うのは止めとくな(笑)
強いて言うなら、今のコウタロウの方が大人なのは間違いないな(笑)

コウタロウ
え、そうなんですか。完璧な印象あるので、少し安心しました(笑)


このWEB座談後に古賀からコメントを貰いましたので、以下に載せておきます。

<古賀からのメッセージ>
コウタロウ君に名前を挙げていただき大変光栄ですが、シャラさんにお会いした7、8年前は、十分な謙虚さや感謝が無い時があり多大なるご迷惑をシャラさんにおかけしました。
就職してからも良くシャラさんにご指導いただいており、今もまだまだ成長中です。
シャラさん仰るとおり、そんな学生時代の自分を振り返ると今のコウタロウ君の方がよっぽど大人だと思いますし、素敵で立派な社会人になるのではないかと思います。
私が就活を通じて学んだことは社会人になっても大事なことですし、社会人で活躍するための就活でもあったと思うので、今後も今の気持ちを持ち続けて欲しいですし、改めて自分もあの頃を思い出して今後も持ち続けたいと思います。
コウタロウくん、落ち着いたらまた食事にでも行きましょう。

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↑ 今年2月、デカ過ぎる三人の写真。デカさが伝わって無いですかね。左が古賀です。(学生時代より大きくなっています笑)

以上、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

次回、WEB座談会第七回(最終回)に続きます。

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