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22卒 就活レク No.3 「社会人に響く自分だけのエピソードを作ろう」

こんにちは。シャラリーマンです。

↑は今年就活サポートした学生の高校時代です。
選手宣誓は下記Youtubeリンクで見れます。
この経験が出来るのは世代で一人だけ、正に唯一無二ですね。


その唯一無二のエピソードをどう書いていくかが今回のテーマですので、是非最後まで読んで頂ければと思います。

その前に、
今年社会人一年目のメンバー達が近況報告と併せて前回のNoteの感想を送ってくれました。

就活サポート中かなり厳しいことを言い続けた代の一つですが、結果的にみんなが納得出来る形で就活を終えて、そして今では大変ながらも充実した社会人生活を送ってるとのこと。
就活で学んだことが社会に出てからも活きてるとのことで、非常に嬉しいですね。
今でもマメに連絡をくれることも嬉しい限りです。

その社会人一年目達から貰ったコメントを就活時の写真と一緒に以下本文の中で紹介していきます。

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↑ 今の社会人一年目への就活レクチャーはこの写真からスタートしました。学生はみんな緊張気味(笑)。社会人組はいつも集まってくれてありがとう!!

<前回のNoteを読んで:社会人一年目のコメント1>
記事に書いてあることはまさにその通りだと思ってまして、時代と共に就活も形は変わってるのだと思います。
就活も仕事も同じだと思いますが、社内や社外に応援してくれる人を作ることが成功への秘訣だと改めて思いました!
<前回のNoteを読んで:社会人一年目のコメント2>
noteの記事を読んでいると、初心というか就活の時の大事な気持ちを思い出して、大変な時でも仕事を頑張ろうって思えます。勿論、学生に響く内容と思いますが、新社会人にも響く内容だと感じました!

今回は、「ラグビー部の学生が就活に有利な理由を正確に把握する」の理由の一番目である「社会人に響く自分だけのエピソードを持っている」について書いていきます。


社会人に響く自分だけのエピソードを作ろう

社会人に響く自分だけのエピソードを書くために重要なポイントは以下の3点です。

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・自分の「真の原動力」を探ろう
・自分を取材して自分を題材にした記事を書こう
・自分のことを、自分が一番理解しよう

ここを突き詰めると、最終的に“『解体新書』を書こう”という結論に達するのですが、まずはこの3点について説明します。

まずは、「あなたがラグビーを続けている理由」ついて考えてみましょう。

どのような答えになったでしょうか。
・体を動かすのが好き
・大きい相手を倒すのが快感
・試合に勝った時の充実感がたまらない
・仲間と同じ目標を目指すプロセスが好き

学生から出てくる最初の回答のほぼ全てが上のどれかに当てはまります。もちろん、この段階では他の学生の回答と丸被りですね。
最初はこれでいいんです。

次に、その理由を更に掘り下げてみましょう。
・なぜ「体を動かすのが好き」なのか
・なぜ「大きい相手を倒すのが快感」なのか
・なぜ「試合に勝った時の充実感がたまらない」のか
・なぜ「仲間と同じ目標を目指すプロセスが好き」なのか

いかがでしょう。
掘り下げ回答例を以下に書いていきます。

・なぜ「体を動かすのが好き」なのか
 → ラグビーをしている時は他の全てを忘れられる
・なぜ「大きい相手を倒すのが快感」なのか
 → 体が小さかったことがコンプレックスだったが、それを払拭できる
・なぜ「試合に勝った時の充実感がたまらないのか
 → これまでお世話になった方々への一番の恩返し
・なぜ「仲間と同じ目標を目指すプロセスが好き」なのか
 → 自分が他の人や組織に必要とされている実感が湧くから

回答に対する理由付けまで明確になってくると、少しずつ他の人とは重複しない、自分しか言えない内容になってくるのがわかると思います。

この掘り下げ作業を3~4回繰り返して、「自分の原動力」を突き詰めて下さい。

思うようにいかない時は周りの力もどんどん借りていきましょう。
同期、親御さん、兄弟、幼なじみ、スクール時代の友達、高校の恩師などなど、、、
彼らとの会話で、自分では気付いていないことに気付けるかも知れません。

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皆さんの中には「ラグビーをしたいからしているだけで細かい背景なんて考えたことない。」という方も多いと思いますが、これは「自分自身の原動力を深くまで理解しようとしていない」からなんです。

前回例に出した高校野球の記事も、実際は球児はそれほど深く考えずただ懸命に野球をやっているだけで、記者が取材対象を掘り下げただけかもしれません。
そして高校生本人も、取材されたことでやっと自分の原動力に気付いているケースも多くあるはずです。

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↑ 昨年の就活お疲れ様会の写真。
当時就活を終えたばかりの学生達(現社会人一年目)と某大学コーチ。

<前回のNoteを読んで:社会人一年目のコメント3>
社会人になる前にこの内容を知ることができた事は今後絶対に活きてくると思います。
仕事の中でも目的意識や行動の意図などは考えるように心がけていきたいですね。
次回更新も読ませていただきます!
<前回のNoteを読んで:社会人一年目のコメント4>
自分もnote読ませていただきました。
たしかに、体育会だから有利だとは言うものの、自分の持っているものを理解するところから就活を始めたほうがいいですね。自身の経験だったり、組織に属しているからこそ出来る事だったり…
それに気がつくか気が付かないかで結果は大きく変わると思います。
自分も社会人になって仕事をするだけになっていたかもしれません。目標持って明日から頑張ってみようと思います!


「ラグビーの原動力」の具体例

私の就活サポートでは、私が記者役になって学生と雑談の中で掘り下げていきます。
そして30分もすれば、その学生しか話せない「ラグビーを続けている理由」の最初のドラフトが出来上がります。

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そのプロセスを経て出てきた、これまでの就活生のラグビーの原動力の具体例を以下に挙げます。
これらをヒントに自分のエピソードを深めていって下さい。

・小さい頃は体が弱く親に心配をかけたので、その親を一番安心させる方法が強豪校でラグビーをすることだった。

・中学の頃、運動神経が悪くてイジメられていたが、 自分をイジメていた奴らを見返す方法がラグビーで花園に行って結果を残すことだった。

・仕事と家庭の両立で忙しく、あまり表情を変えない母親が、自分の試合の時だけは大声を上げて応援してくれるのが嬉しかった。

・大学一年の時、試合を観戦していたスクールの小学生がキックを教えて欲しい、とお願いしてきた。この小学生が会う度に成長しているので、ずっと憧れられるプレイヤーであり続けたい。

これくらいの内容になると、もうその学生にしか話せない唯一無二のエピソードになっていますね。
そして、確実に社会人に響く内容になってきています。

この作業が正に「自分のことを、自分が一番理解する」とことに繋がっていくのです。

どうせキツいラグビーをやるのであれば、その理由が漠然としてるよりも自分自身で明確に把握しておいた方が高いモチベーションを保てますよね。

これは、仕事も同じです。
「なぜ働くのか」「なぜその職場で頑張らないといけないのか」を把握してるかどうかで、特に仕事がキツい時のモチベーションが変わってきます。

「ラグビーの原動力」への掘り下げがある程度出来たら、他の質問も同様に掘り下げていきましょう。
・これまでラグビーを辞めようと思ったタイミングは。その時なぜ辞めなかったのか。
・ラグビーを引退するまでに達成したい目標はなにか。
・ラグビー以外で頑張ったことは何か。その理由は。
など、様々な質問を掘り下げれば掘り下げるほど、より自分自身が理解出来るようになっていきます。

この掘り下げのプロセスに慣れてきたら、次は「解体新書」を作っていきましょう。
「解体新書の書き方」については、次回書かせて頂きます。

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★今回のまとめ★

就活におけるラグビー部の学生のメリットのひとつ、
「社会人に響く自分だけのエピソードをがある」
において、まず「ラグビーの原動力」を深掘りしましょう。
そして、その深掘りを通じて以下を実感しましょう。

・自分の「真の原動力」を探ろう
・自分を取材して自分を題材にした記事を書こう
・自分のことを、自分が一番理解しよう

それが出来たら、その他の質問についても深掘りしていきましょう。

 → 「解体新書」を書こう(次回)

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<前回のNoteを読んで:社会人一年目のコメント5>
この記事を読みながら、就活期の出来事を色々と思い出しました。
当初、周りの社会人の方に『体育会は有利だ』と言われ、理解はしていない中、納得していました。
ですが、シャラさんの指導の元、就職活動を行う内に、なぜ自分が優位な立場であるのかという事に気づかせてもらいました。
また、それと同時に、この有意性を活かすも殺すも、自分次第で大きく左右されることを学生は理解しなければならないと思います。
インターンなどを行っている学生に比べて、社会に対する常識などは勝てないかもしれません。ですが、その分、エピソードの質や内容で勝負するしかないですね。社会人になってから、正直できないことだらけです。ですが、自分が今出来ることをとにかく磨き精進していけたらと思います。
今後もnoteの更新、楽しみにしております。

以上、今回も最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

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