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私の頭の中には7人の侍が居る?

なかなかに変なタイトルですが、多分内容には沿っています。

私の頭の中には、私が7人存在しています。

と言うと、「多重人格者か?」と思われるかもしれませんが、多重人格者~と言いきれない感じの私が7人存在していると言った方が正しいかも知れません。

この7人は、それぞれが確立した記憶領域を所持しており、それぞれが個の人格(私)を要していて更に並列化しない記憶を持っていたりするので、人格が入れ替わった時に時々、他の人と約束したことを全く覚えていない人格が表面に出る事もある訳です。

人格と言うべきか或いは性格と言うべきか、私の中の私以外の6人は私自身でもあり、私自身ではない様な行動をする事もある私と言う事になるのでしょう。


とりあえず、本体である私以外の6人の紹介をして行こうと思います。


1人目 ヤル気バリバリ熱血野郎

めちゃヤル気です、ポジティブシンキング以外の思考がありません。

とりあえず行動してみる派です。他に何もありません。後悔をする事も無いでしょう。

と言う位の人です。

もし私と会った時に、めちゃくちゃポジティブそうだな?と思ったら、この1人目の私が前面に出ている時に会ったと思ってください。


2人目 まぁまぁヤル気、正し自己分析をする

まぁまぁヤル気です、分析しまくりですがw

何かやらなきゃならない、やるべき事をする、やりたくないけどやる~と言った時に、これをやった先の未来の予測と言うか、やった後にどうなるか的な分析を脳内で自動で解析して行きます。

この人が前面に出ている時は、何かヤル気?ウキウキしている感じに見えるかも知れません。一人目の人に近そうなポジティブな思考の人の様に見えますが、ポジティブと言うよりはただ単に面白がっているだけかもしれません。

分析したり比較したりするのが趣味っぽい性格の人です。


3人目 冷静沈着さん

です。

可もなく不可も無い、効率的重視な行動と言動をします。

基本的に無表情で、普通の人なら怒り心頭な事を言われても平然として居られます。詰まる所低燃費な人格かも知れません。

何を言われても沈着冷静を保てますが、相手の言動が笑いのツボにハマった時は、相手の機嫌を損ねる様な笑みがこぼれるかも知れません。

とりあえず、誰かと交渉をする時や初めての場所に挑む時は、大体この人が前面に出ている事が多い気がします。


4人目 眠い・ダルい・面倒くさがりで怠惰

とにかく眠そうです。

低気圧頭痛とか関節痛とか、風邪ひいている時はこの私が出てきます。

なので、元気はつらつ絶好調の時はあまり出て来ません、脳内の奥の方でスリープモードになって眠っている事でしょう。

ここ最近は低気圧頭痛が酷かったので、この人がしょっちゅう現れてダルダルだったのは言うまでもありません。


5人目 ダークモード

ダークモードの人は、とにかく機嫌が悪い時に出てきます。

何と言うか、色々計画を立てて行動していたのに、その通りに行かなかった時などによく出てきます。

眠っていたのに起こされた時にも出てきます。

最近の出現タイミングは、熟睡してたのに急に起こされた時に出て来ていますね。

眠りを妨げる者は、例え猫でも許さないぞ!

ってな感じです。


6人目 カオスモード

この人格は滅多に出て来ません。

年に数回・・・・と言った所でしょうか。

普段は5人目までの6人体制でグルグル回しながらやってる感じですかね。

このカオスモードが出ると私本人でもコントロールが難しいです。

何故なら、このモードが出る時は周囲でよく悪いことが起こるからです。

このモードの所為なのか?それとも偶然なのかは分かりませんが、とにかくこの人格だけはいつでも封印しておきたい気がします。


と、ゆーー感じで、私の中の別の私は結構存在しています。

これって結構不便じゃないの?とか思ったりした方も居るかも知れませんが、実際の所はこんな風に分かれているから出来る御業もあったりするので結構重宝しています。

次は、その辺の話をして行こうと思います。


これからちょっと危険な事をする時に脳内で何通りかのルートを算出して、最も良いルートを選ぶ

例えば、これからちょっと車通りの多い横断歩道の無い道路を横断する時とか、中途半端な高さの柵をまたぐ時など、考え無しで渡ったりまたいだら何らかの危険に見舞われる可能性がある時、脳内で何通りかのパターンが算出される。

Aと言う方法で渡ったら、右折してきた車にぶつかる可能性があるとかBと言う方法なら、車が全部通り過ぎた後だから悠々自適に渡れる~など、そんな感じでパターンを何通りも出して良さそうな案で渡る。

言わば、脳内で瞬時にシミュレーションをして良い結果だけを選んでいる事になる。

こんな感じのを毎日の一挙手一投足でやっているので、そのうち脳内に因果律が集束して何か特異な能力が芽生えたりしないだろうか?とか思ったりする事もあるが、アニメの観過ぎの中二病全開の思考かな?と思って毎日スルーしているけど。

こう言う思考って誰でもやっているのか?と思って昔友達に聞いてみた事があったけど、その友達はやっていなかった。

やっていなかった所為なのか、後に数年後に交通事故で大怪我をしてかなり長い間入院していたけど、もし脳内でAの方法とBの方法と言う選択肢が提示されていたら事故に遭わなかったかもしれない。

この、これからやる行動についての選択肢を算出するために、脳内人格がフル稼働していると言うか、各自が思いついた案の中で適切なモノを選び取っていると言うか。

パソコンで言う所のCPUの様な、2コア3スレッドとかそれとも6コアなのか?とか、そんな感じでフル稼働して出している。

このシミュレーションを出来る様になると色んな危険を回避出来る様な気がするので、是非やってみて欲しいけど。

私はいつの間にか出来ていた感じだけど、小学生位の頃はよく自転車でコケまくって脚に擦り傷がたくさん出来ていたので、多分そう言う経験が積み重なっていくうちにこの、行動選択肢選出が出来る様になっていったのかも知れない。


そもそもこんな風に人格を分けて行ったのには理由があった

ワタクシ、小学4~中学2年まで親に虐待されていましてね。

この辺の詳細はこの記事にねっとりと書いたので読みに行ってもらえると助かりますが。

読みに行く暇が無い~と言う人に簡単に説明しますと、要は弟(実の弟)をえこひいきして育てていた母が姉である私の行動とか思考が気に食わなくて、殴る蹴るなどの暴行をして鬱憤を晴らしていた。

そんな所です。

暴力を振るわれている時に一つの人格だと精神が疲弊して壊れてしまうんですよ。それを回避する為に、もう一人の自分を自分の中に作る事で心と体の痛みを軽減させていった。

で、ここからが本題の様な話で。

当時は疲弊した人格は都度切り捨てて消して行ったので、個々の人格で並列化されていない記憶が切り捨ての度に消えて行っていた。つまり、嫌な記憶はどんどん消去して忘れ去ろうとしていたんだけど、忘れきれない記憶が今残っている感じ。

これって本当は精神科医とかに診てもらったら精神分裂相とか記憶障害とかに入るのかも知れないけど、私的には私の機能をフル稼働して嫌な事を忘れて行けるので、治療とかは要らなかったりする。

ただ、個々のどの人格が表面に出ていたのかによって並列化されない記憶が、個々のそれぞれの人格の個性を生み出している様な気がするので、あえてその状態を保っていると言うのもある。

因みに虐待に終止符を打ったのは私で、自分から児童相談所に駆け込んだ。

その詳細は、リンクの記事に載っているので、そこから見に行ってみて欲しい。


並列化されない記憶が並列化されるタイミング

私と言う人格の多重構造を確立していくには、並列化して全部の人格で共有している記憶と、個々の人格だけが所有している固有の並列化していない記憶がある。

並列化していない記憶はその都度その人格の時に引き出されるけど、他の私は知らない。ただ、一定期間以上引き出す回数が多いと並列化されて全体で共有の記憶になるみたいだ。

小説読んだりマンガ読んだりアニメ見たりして得た記憶は並列化されやすいが、誰かと話した話の内容とか、ちょっと考えた小説のネタとかが並列化されにくいので、昨日と今日とで前面に出ている私が違っていたら、誰かと話した記憶が引き継がれない可能性も出て来るのだったり。

また、この私の中の6人は時々入れ替わる、つまり廃棄処分になる事もあるので、その時は廃棄になる私が持っていた並列化されていない記憶ごと、すっかりサッパリ消えてなくなる。

この間も、誰かに「これって〇〇だよね~」的な話をしたら、その話この間も聞いたよ?的な返答をされたので、その話が並列化されていない記憶だったのだろう。

こう言うの、もしかすると認知症と疑われる可能性があるけど、多分認知症とは別物だと思われる。何せ並列化していない記憶を持っている人格を消去と言う行動は自分の意識下で行われているので、自分の知らない所で記憶が忘れ去られて行く認知症とは全然違う気がするのだ。

それと多分・・・だけど、消去していると思っている記憶は本当は、記憶野の奥底に小さい引き出しのタンスがあって、そこの引き出しにコマコマと入れられている様な気がする。

と言うのも、つい最近まで忘れ去られていた無くなっていたと思っていた記憶が呼び覚まされてきたので、その引き出しが少し開いたんだと思う。

そうして、表面に良く出る記憶と脳の奥底で眠る記憶があるので、私の脳の使われている領域はもしかしたら少し拡がっているかも知れない気がする。


7人体制でやっているので日々の精神ダメージも7等分で

例えば、ツイッターなどで悪意のある呟きを受けた場合の精神的ダメージが100だと考えた時、7人で割ったら約14.2で済むので全然へっちゃっらになれる。

図太い神経の持ち主になっている気がするので、大抵の事は響かなくなる。

私と言う自分を分けて個々で性格付けして別人的な状態で維持していく事で、私は私自身だけで私の精神状態を一定レベルに保っていられるのだ。

だから出来れば、日々色んな所で精神的な苦痛を感じていたりまたは、自分が誰かに何かしらの精神的苦痛を与えている自覚がある人は、自分の中に何人かの自分を作ってみて欲しい。

作り方が分からないと言う人に、簡単に自分を分ける方法をこれから伝授するので、是非やってみるとイイ。ただ、これを暴走させると本当に精神分裂症?にもなり兼ねないので、程々にして欲しいけど。


何人かの自分を作る方法

まず、よく漫画やアニメなどで見かけると思うけど、何か究極に選択しなければならない事が起きた時に、判断を自分の中の天使と悪魔に委ねる描写をしている所を見かけると思う。

この、天使と悪魔が正に自分の正義と悪魔の部分なので、この段階で既に自分と言う本人以外に2人の自分が存在しているので計3人が脳内でせめぎ合っている事になる。

このまま3人でも良いけれども、本人のスペア的な人格を作った方が色々嫌な事があった時にダメージを軽減または押し付けることが出来るのでお勧めだ。

自分本人とスペアと正義と悪魔と、あと中二病的な人が居るとバランスが保てるかな。

ココで既に5人になるけど、5人位が一番バランスが取りやすいと思う。

それにしても何で奇数人数に持って行こうとするのか?と言うと、実はしょっちゅう脳内では多数決を行う事が多いので、奇数にしておく必要があると言った方が良かったりする。

特に、どこかの飲食店に入ってメニューを見ていると、食べたいものが大体2~3通りは出て来る。そしてメニューを聞きに来る人がそろそろ回って来そうな時に脳内多数決を取るのだ。

で、3人が挙手したメニューを食べる事になる訳だが、この脳内多数決は色々な局面で選択を迫られる時に実施されるので、それで奇数人数の方が都合が良かったりする訳だ。

なので、もし色々精神的に参りそうな事が多い人や、ちょっと自分をもう少し探索してみたくなったり、自分の可能性はどれ位広がっているのかを知りたい人は、脳内に何人かの色々な自分を作り出してみると良いと思う。


と言う事で、そろそろ終わります

何か、凄い長い記事になってしまった!

5000文字以上の長丁場、読んでくださり、ありがとうございます!!

冒頭の画像は、記憶の並列化の話をしていたり、彼等もそれぞれ単一の人格(AI)でありながら記憶の並列化をしたりして居なかったりしているうちにそれぞれ違う人格形成をして行ったと言う~多脚型思考戦車のタチコマです。

多分私のこの、7人の私はタチコマに近しい所が大きい気がします。

タチコマも、バトーさん専用機(本当は専用機にしてはいけないんだけど、少佐に隠れてこっそりと1機だけ贔屓して天然オイルを入れていたりする(それも既にバレている))だけは他のタチコマと並列化していない記憶を持っていたり、他のタチコマも趣味とか思考が少しずつ違っていて、その違っている部分だけは並列化して来なかったりしているので、イメージ的には合っている気がしていたり。

と言う感じなので、何かイマイチ7人の自分?のイメージが湧かなかった人は、攻殻機動隊のタチコマをイメージしてもらえると良いかも知れない。

と言う事です。

何か、面白い記事になったかどうか分かりませんが、楽しんで頂けましたら幸いです。

それでは。

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