小学校受験する娘(4歳)が本気でどハマりしたボードゲーム
小学校受験に向けて家庭学習を継続するために、ボードゲームを大いに活用しようと以前のnoteに書きました。それ以来、いくつかのボードゲームを娘(4歳)とプレイし続けたところ、ついに「これは!」というボードゲームに巡り合うことができました。
今回はそのボードゲーム、モノポリー ジュニア について書きます。
モノポリー ジュニアとは?
モノポリージュニアは、土地を買って、土地でお金を稼いで、お金持ちを目指すすごろくゲーム。対象年齢は5歳以上ですが、4歳の娘も初回プレイでルールを覚えて問題なくプレイできました。
戦略要素はほとんどなく、運要素が強め。そのため、大人や子ども関係なく勝ち負けが決まります。大人がやっても十分楽しいです。我が家も妻自分娘の三人でワイワイやっています。
そんなモノポリージュニアですが、小学校受験に効果ありそうな要素が数多くあります。以下にまとめましたのでご紹介します。
お金を数える、支払う、受け取る
モノポリージュニアでは、かなりの頻度でお金(紙幣)をやり取りします。主に以下のパターンです。
・所有者がいない土地に止まったら、購入するために土地代を支払う
・自分が所有する土地に誰かが止まると、レンタル料としてお金を受け取る
・反対に、誰かが所有する土地に止まったらレンタル料を所有者に支払う
このときプレイヤーには、
・「自分の止まった土地の所有者は誰か」をボード上のマークを確認して、
お金を支払う必要があるかを判断
・お金を支払う場合、ボード上の金額とマークの並びを確認して、いくら支
払うのかを判断
・支払いに必要な紙幣を数えて相手に渡す
という動きが発生します。幼児にとっては、まるでペーパーを解くように頭を使うと思われます。しかも、この動きは1プレイ(2人で約30分)で20回は繰り返す気がします。つまり、モノポリージュニアの1プレイはペーパー約20枚の学習量に相当する、と言えるのではないでしょうか。
これだけの学習量をワイワイ熱中して楽しみながらできるのは、素晴らしいと思います。
カードの文章を読み上げて理解し指示に従う
モノポリージュニアには、チャンスカードと呼ばれるお助けカードを引く場面があります。チャンスカードには、自分だけでなく他プレイヤーが関わることがたまに書かれています。そのため、チャンスカードの内容は、プレイヤー全員に向けて読み上げる必要があります。
チャンスカード内容の具体例は以下の通り。
ピンク、または青色のマスに進む。だれも買っていない土地だったら、ただでもらえるよ!だれかの土地だったら、レンタル料をはらおう。
このレベルの文章を幼児が読み上げて内容を理解し、正しく指示に従うことは、指示行動の訓練に相当するのではないでしょうか。
しかも、自分がチャンスカードを引かなくても、他プレイヤーがチャンスカードを引いたら、他プレイヤーが読み上げる内容を理解して指示に従う必要があります。ちょっと短いですが、お話の内容理解の練習にもなると思います。
娘(4歳)は初めの数プレイはさすがに親のヘルプが必要でした。しかし何回もプレイし続けるうちに、何とかと自力で対応できるようになりました。子どもの適応力は本当に素晴らしいです。
サイコロの目を読んで数を数えてマスを進める
一般的なすごろくにも言えますが、サイコロの目を読んで数を数えてコマを進めることは、数を扱う訓練になると思います。
・サイコロの目を読んで数を認識する
・認識した数を記憶しつつ、数を数えながらコマを動かす
これらの動きをモノポリージュニアでは遊びながら何回も繰り返します。
コマを常に時計周りに進める
モノポリージュニアでは、1周24マスのボード上を常に時計回りでコマを進めます。1プレイで大体5周くらいはコースを回り続けると思います。そのせいか、プレイ中盤でコマをどちらに動かすのかたまに見失います。娘もやりました笑。
なので、モノポリージュニアは時計回りを体で覚える良い機会ではないでしょうか。
親子間のやり取りが盛り上がる
モノポリージュニアでは、自分が所有する土地に誰かが止まったら、レンタル料と称してお金を受け取ります。反対に、誰かが所有する土地に止まったら、レンタル料を支払います。そのため、我が家では、
父「パパの○○にようこそ!」
娘「いやー!お金払いたくないよーー」
父「まいどありがとうございます笑」
という感じにプレイしています笑
モノポリージュニアの土地は、ハンバーガー屋、スケート場、動物園など、
子どもが喜びそうなものばかりです。この点を利用してひと工夫すると、子どもがとても喜んでくれます笑
以上、モノポリージュニアを実際にプレイしてみて、小学校受験に効果ありそうなポイントをまとめてみました。娘はモノポリージュニアにかなりどハマりしており、平日は毎日、休日は1日で約3時間ほどプレイしています。付き合う親もさすがに大変ですが、喜ぶ娘のために頑張ります笑
これからも娘がどハマりしたボードゲームがありましたら、紹介していきますので、よろしくお願いします。
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