見出し画像

ポケモンが嫌いだった、あの頃の僕へ。ポケモンってこんなにも素晴らしい。

みなさん、こんにちは。
久しぶりのnote更新。
今回のテーマは僕が昔、ポケモンを目の敵にしていた時期のお話をしていきます。
遡ること、約16年前。僕が小学生だった頃のお話です。

浅はかすぎるドラクエへの歪んだ愛

ご存じかもしれませんが、僕は昔から「ドラゴンクエスト」が大好きでした。人生で初めて遊んだゲームもドラクエでそれからずっとドラクエの世界観に魅了され続けてきました。
小学校1年生のころにはランドセルに教科書の代わりにドラクエの攻略本を詰め込み登校。何度も取り上げられて職員室に謝りにいきました。
律儀に攻略本に【1ねん3くみ ○○○○(本名)】と名前を書いて持って行っていましたね。いまでもその名前が攻略本に残ってます。
それほど大好きだったドラクエ。いつしかドラクエこそがRPGの最高峰だと思うようになっていました。
もちろん今でも僕はドラクエは最高のRPGだと思っています。
しかし当時はその他のRPGと比較して優劣をつけるほど、
ドラクエにこだわっていたのです。

これは小学校1年生のクリスマスの話。
親にプレゼントとしてゲームボーイのSPとポケモンルビサファを買ってもらいました。
買ってもらった当時はそれなりに楽しんでいて、
その影響でアニメや映画もみるようになり、徐々にポケモンへの熱は加速していきました。

しかしその一年後。
僕の人生において多大なる影響を与えたゲーム、
「ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君」

画像1

が発売されます。
待ちに待ったドラクエの最新作。従来の2Dではなくリアルに広がる広大な世界。感動がとまりませんでした。
ポケモンで少しだけ離れていたドラクエへの思いを一気に引き戻し、
やっぱりドラクエしかない!と心を突き刺されたような感覚でした。
それと同時に、ポケモンにうつつを抜かしてしまった自分に少し嫌気も感じるようになってしまいました。

当時からドラクエ好きだということを友人にも言い続けていて、
ドラクエ8が最高すぎる!ということを常に言っていたので、その影響か周りもドラクエに興味を持つ人が増え始め、僕の家に遊びに来てはみんなでドラクエを遊んでいたりしていました。
そして、
その時は小さいものでしたが、僕の中で確実に黒い何かが生まれ始めていました。

時は流れ2年後。
2006年に事件は起きます。
この年にとある名作ソフトが2つ発売されます。

「ポケットモンスター ダイヤモンド/パール」

「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」

この2つのタイトルの発売が僕の中のポケモンへの思いを完全に断絶させることになります。

当時仲良かった友人グループの中では
ダイパを買うか、ジョーカーを買うか。という話題が日々もちきりになり、
僕はもちろんジョーカーを推していました。
しかしダイパのほうが発売が先だったため、多くの友人がポケモンを選ぶ結果に。小学生にとってゲームソフトはそこまで頻繁に買えるものではなく、
必然的にジョーカーは先送りにされてしまうことになります。
(とはいえ、最終的にみんな買ってて、遊びましたが。)

しかしそれがどうしても許せなかった心の狭いしゃま少年は、
「ポケモンなんておこちゃまがやるソフトだ!」
なんてことを言う嫌な奴になってしまいました。
そのうえ、そのことがきっかけで「ポケモン」というコンテンツを拒絶するようにもなっていきました。

小学校の後半になれば、ドラクエ以外のゲームもすこしづつ遊ぶようになり(それでもRPGはドラクエ以外やらないと決めていた)
カービィやマリオで遊ぶようになっていましたが、
ポケモンだけは絶対に触らないように生きていました。

ポケモンを受け入れた高校の冬

時はさらに過ぎ去り、気づけば高校生。
スマホを買ってもらい、動画コンテンツをみるようになりました。
当時はニコニコ動画にハマっていて、そこでとある動画を見つけます。
それが「ポケモンの対戦実況」です。
ポケモンを戦わせながら、その状況を実況する。
なんてことないよくある実況でしたが、ポケモン対戦というものを初めて見た僕は驚きました。
4つしかない技でここまで戦略性が求められる、かつ運や読み合い。駆け引きもある。そこに猛烈に惹かれたのです。
小学校の一瞬だけハマったことがあったので、その懐かしさも同時にこみ上げてきました。

そう思うと居ても立っても居られなくなり、数年ぶりに中古の「ポケットモンスター ホワイト」を購入することに。
当時はすでXYが発売されていましたが、発売当初で高かったので、
中古のホワイトを選んだような気がします。
遊んでみると、これは面白い!!!
知らないポケモンばかりだったけど、タイプ相性とかは何となく覚えていて、意外とすんなりと遊ぶことができました。

そして改めてポケモンという世界へと足を踏み入れることができたのです。
あの時とは違う、ドラクエとポケモン、両方最高の作品だと理解したうえで
ポケモンに触れることができたのです。

そこからというもの、対戦にどっぷりハマり、
ポケモンのあらゆる情報を集める毎日。自作のポケモンノートを授業中に一生懸命作っていました。もちろん対戦だけではなくその世界観自体に惹かれ、図鑑埋めなどもしていました。

こうして僕はもう一度「ポケモン」に魅了されていくのでした。

ポケモンが嫌いだった、あの頃の僕へ。

ここ最近、ポケモンの新作が2本発売されました。

「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール」

「ポケットモンスターレジェンズ アルセウス」

もちろんどちらも買わせていただきました。
あの頃遊べなかったダイパ。
本当に素晴らしい作品でした。

そしてアルセウス。
ポケモンの世界観を堪能できる最高の作品です。
ポケモンを捕まえて、冒険して、時には逃げられて悔しい思いもするけど、
それがとてつもなく楽しい。

ポケモンが嫌いだったあの頃の僕へ。

ポケモンってこんなにも素晴らしい。

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?