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0→1でアイデア出す人はみんな持ってる【しなやかマインドセット】

コラム_はじめ

0→1で凄いアイデアを生み出す人って

・ひらめき力がある

・センスが良い

というイメージがありません?

もちろん、こういう人もいると思いますが、本質はそれとは違うらしいんです。

アイデアって、そもそも、純粋に0→1で生み出されるものではなくて、その人が持っている多くの素材(=知識や経験)を掛け算したり編集して生み出されるものなんだって。

ということは、元から素材を持ってないとダメってことですね。

だから、0→1でアイデアを生み出す人たちは、「質の高い」インプットの量が多いそうです。

ちなみに、インプットと言っても、本を読んだり、セミナーで教えてもらうことだけを指しているのではありません。

自分で何かを試したという経験も大きなインプット。

もっと言うと「失敗した」という経験の方がより大きなインプットになります。

今日はそんな「インプットをたくさんするため」のマインドセットについて書いてみます。

題名でネタバレと書いた通り「しなやかマインドセット」についてです。

今日の記事が

「しなやかマインドセット」の重要性を理解する

固定観念を払って色んなことに挑戦する

ということにつながれば嬉しいです。

■ しなやかマインドセット v.s. こちこちマインドセット

この2つのマインドセットは ↓↓↓ の本に書かれていました。
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スイッチ!
チップ・ハース 、ダン・ハース (著)
https://amzn.to/3dKv4NX
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話は横にそれますが、この本は良いですよー!

僕はこの本で禁煙に成功しました!!

簡単に言えば「タバコを吸いたい」というような、僕たちを惑わす色々な感情や欲求のスイッチの切り方を学べます!!!


話を元に戻しますが、この本では

「しなやかマインドセット」を持っている人の方が成功しやすい

と書かれています。

それぞれのマインドセットの特徴は以下の通り。

しなやかマインドセットを理解するためには対局にある「こちこちマインドセット」を理解する方が簡単と思うので、まずそちらから説明しますね。

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◆こちこちマインドセット:

【能力は基本的に変わらないと信じている】

→だから、失敗したら、他人から「生まれつきの能力が劣っている」と思われるのでは?と怖がっている
→だから、挑戦を避けようとする

【挑戦を避ける】

→新しい知識を習得しないし、新しいことを試さない
→だから、自分の持つ素材が増えない
→だから、時代の波に乗れない

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◆しなやかマインドセット:

【能力は筋肉と同じで練習すれば鍛えられると信じている】

→だから、失敗のリスクがあっても挑戦しようとする

【挑戦する】

→新しい知識を習得するし、色々と新しいことも試す
→自分の持つ素材が増える
→時代の波に乗ることができる


「しなやかマインドセット」を持っている人の方が成功しやすい、という理由は何となく分かったでしょうか。

次に具体例を出して説明してみます。


■ あなたは紙の本? それとも電子書籍?

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読書を例にしてみます。

読書のスタイルはここ最近で大きく変化しています。

分かりやすいところでいうと、

【紙の本を読む】 →【電子書籍を読む】

という変化ですが、これはディジタリゼーション【= 移行】と呼ばれています。

一方で、小さい頃からディジタルに慣れ親しんだ若い世代のやり方は、ディジタルトランスフォーメーション(DX)【= 変容】です。

例えば、情報収集の手段として書籍だけでなく、インスタやTwitterなどのソーシャルメディアも使います。

Yahoo!の有料記事を読むためにWeb決済して購入する、といったことにも積極的です。

少し前にあった(いまでもある?)

「紙の本でなければ読みにくい」

は通り越して

「どんな手段で電子書籍(情報)を入手するか」

に選択肢の対象が変化しています。

ここで伝えたいのは

「これからはディジタルが大事だ!」

でもなく

「移行よりも変容が大事だ!」

でもありません。

新しい技術や文化が出てきたら

・試してみる
・使ってみる
・取り入れてみる

という姿勢が大事、ということです。

■ フラフラする柳のようなしなやかさが大切になる

とにかく流行に乗っかれ!ということではありません。

「まずは試そうよ!」ということ。

試してみたけど使えないな、と思えば戻れば良いのです。

フラフラと「行ったり来たり」して良いんです。

試してもみないで、自分の知っているわずかな知識で絞り出した「試さない方がいい理由」を並べて結局は何もやらない、はダメということです。

フラフラする柳のようなしなやかさ、まさに「しなやかマインドセット」が必要ということです。

■ こだわりはあっていいけど、こちこちはダサいです

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今後、あなたが持っている顧客の担当者がどんどん若くなることは想像できますよね。

若い世代の担当者でも、あなたの

「紙の本が良い」

という意見くらいなら、受け入れてくれるかも知れません。

でも

「ソーシャルメディアは怖いから使ったことがない」

なんて話をしてしまうと「なんかこのおじさん、ネガティブだな」と距離を空けられるかも知れませんよ。

想像してみてください。

もしも

「ワシは給料は現金手渡しじゃないとあかん。銀行振り込みされた、ってデータだけ見せられても信用できん」

とおじさんに言われたらどう思いますか?

「新しいことに消極的」って、こういうことだと思います。

この例を見ると「こちこちマインドセット」ってダサいと思いません?

ダサくても良いんだけど・・・仕事に影響が出たらマズイよね(汗)

■ 人間は「知らない→怪しい→嫌い」と感情が動く

「しなやかマインドセット」が大事なのは分かった!!
じゃあ、どーすれば良いんだよ!?

ってなりましたか???

その答えは簡単です。なんか試しましょう!

それだけです(笑)

もしも、いままで「インスタなんて若い女子がやること」とか言って避けてきたのならば、まずはアカウント作ってみましょう。

もしも、いままで「時間がムダになるかも?」とか言って、セミナーへの参加を避けてきたのならば、まずは無料セミナーに申し込んでみましょう。

それでも、どうしても、その一歩が踏み出せないなら、、、

以下を参考にして、なんとかその一歩を踏み出してください。

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人間は知らないものに対して「怪しい」とか「だからイヤ」という感情を持つそうです。

だからあなたが意識的に避けているものがあれば、それについて

「知っているにも関わらず嫌い」なのか?
「知らないから嫌い」なのか?

を分析してください。

もしも

知らないから嫌い」→「だから試せない

のであれば、まずは調べて「知っている」という状態を作りましょう!!


■ まとめ

・0→1のアイデアは持っている素材を掛け合わせたり編集して生み出す

・だから、素材をたくさん持たなければいけない

・素材としては本を読んで得られる知識だけではなく、経験も大事

・素材を増やすために色々なことを試さなければいけない

・色々なことを試すには「しなやかマインドセット」が大切

・「しなやかマインドセット」を手に入れるためにはとりあえず試す

・試す怖さを払拭するためには正しい知識を手に入れる


お分かりと思いますが、同じ結果を出した2人がいたら、僕は迷わずに「こちこちさん」よりも「しなやかさん」の方に良い点を付けます。
これが僕の評価基準です。


今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

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