挑戦する人を無条件に応援する
二ヶ月前に発行された社内ニュースの中に「部長の信念」というお題で各部長達が大事にしている言葉を載せてもらっています。
そこにボクは
「毎日、昨日と違う自分になる」
そのために "挑戦する人" を無条件に応援する。
スローガンは「Give & Fun」!
と書いてもらいました。
前回は「毎日、昨日と違う自分になる」について説明したので、
今回は
「挑戦する人を無条件に応援する」
について説明します。
■挑戦する人を無条件に応援する
この言葉や、これから説明する考え方は、澤円さんがVoicyで話されていた内容をボクなりに解釈してうちのチームにあてはめ直したものです。
ボクはこの「挑戦する人を応援する」というマインドセットを自分の中に作ることが、これからの時代を生きていくために非常に大切だと考えています。
なぜならば、このマインドセットを持っていると、「自分も挑戦をしやすくなる」 から。
言い換えると 「抵抗感なく、何か新しいことを始められる」 ということ。
では、そもそも、なんで「何か新しいことを始めること」が大事なのか?
「何か新しいことを始めること」は
「変化に対するストレス耐性を上げること」 に繋がる
からです。
VUCAの時代は言い換えると、
「みんなの生活や仕事のやり方に変化を"強要"される時代」
です。 しかも、すごいスピードでどんどんと。
そんな時にいちいちストレスを感じて、変化に馴染むまでに時間を掛けていたら時代の流れに置いて行かれます。
変化にストレスを感じている余裕は無いんです!
変化をスッと受け入れて、早く新しいステージでの勝ち方を身に着けなければいけないってこと。
■新しいことを始められない人
逆に、新しいことを始められない人はどんな人か?について考察します。
新しいことを始めることで
「周囲の人にバカにされないかな?」
「新しいことに取り組んでも上手くできるようになるか分からない。
上手く行かなかった時、時間の無駄やったと笑われるかも?」
なんて事を先に考える人は、なかなか新しいことを始められません。
ここで考えて欲しいんだけど
「あなたをバカにする人」
「時間の無駄やったね、とあなたに言う人」
って、本当にいますか?
実際にそんなことを言っているのは
「あなたの頭の中にいる門番」
だけでしょ?
言い換えると、あなたが勝手に思っているだけ。
そんな門番はさっさとどこかに追いやるべきなんです。
じゃ、どうやってその門番を追いやるか?ってことになるんだけど、その方法が「挑戦する人を応援する」てこと。
新しいことに挑戦する人を応援しているうちに
「新しいことを始めるって素晴らしい」
って思えるようになります。
そして、そういうことを続けていると、自分が何か新しいことを始めようとする時も
「そんなん無駄やでー」
じゃなくて
「頑張れー!」
って自分自身を無条件で応援することが出来るようになるのです。
■ゆでガエルにならないために
ゆでガエルの話は色んな本に書かれているので聞いたことがある人は多いはず。
周囲の環境の変化に疎い(鈍い)と、
自分の住んでいる池の温度が高くなって生きていける環境でなくなっているのにそれに気づかず死んでしまう
という話です。
これと似た話として、
強い種が生き残るのではなく、変化に対応できる種が生き残る
いうものもあります。
ここを読んで「知ってる、知ってる。耳タコやん。」と思ったあなた!
本当に理解できていますか?
恐竜が環境の変化に対応できるか?みたいな時間軸の話ではないですよ。
水が一瞬で沸騰する、みたいなクソ速いスピードで変化する時代ですよ。
理解できていなくても良い。変化に対応できているならそれで良い。
もちろん、ボクがこう言うのは、対応できていない人が多いと思うから。
例えば・・・
今のボクらの業界の日本市場ってどう考えても縮小していますよね?
そんな中で外国語を勉強しない人って、どんな勝算があるの?
もうすぐリーダーになるかも知れないあなた。
リーダーになってからマネジメント手法を勉強して間に合いますか?部下は初日からあなたに「リーダーとしての振る舞い」を求めますよ。
自分でSNSを使ったセルフブランディングをやったこともない人。
これだけSNSとかコミュニティマーケが大事と言われている時代に、ブランディング手法とかマーケ手法に困っている部下にアドバイスできますか?
ここまで読んでも、
今日の帰りに本屋に行って新しい勉強を始めよう!
って気にならないですか?
それはまだ「ストレス耐性」が低い証拠です。
そんな人は、まずは
「頑張っている人」「挑戦する人」を応援する
ということから始めてください。
これくらいなら、簡単に今すぐできるでしょ?
◆◆◆
随分と説教臭くなりました。
ちきりんさんがこの本で話されていた言葉を書いて今日のコラムは終わりにします。(この本、めっちゃオススメです!!)
変化は恐れるものではなく、楽しむもの
「洗濯板」が売れなくなったことを嘆くよりも、 「洗濯機」が売れ始めるようになったことを喜ぶ方がまともな考え方
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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