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7/12~7/18の日記

あっという間の一週間だった。今週はほぼ毎日具合悪く、世界を呪いながら起床して労働して寝ることを繰り返して過ぎていった。いつもか。

具合の悪さの原因は、なんとなくこれかなと思い当たるものがある。先週はよく金を使った週だったのだが、久しぶりの外食が楽しく、今週はいっぱい外食しちゃおう、と思ったのがいけなかったのだと思う。普段やらないテイクアウトだとか、買い食いなんかを先週末から今週頭にかけてやったら、腹に来た。節制しろと。そんな週だった。

7月12日。高校時代の同級生の誕生日だ、とふと思い出した。三年間同じクラスだったので毎日会話はしていたのだが、高校卒業後に会ったのは大学一年生の頃に何度かだと思う。隣の県にいる子だから電車で1時間かそこらで会うことはできたのだが、それでも繋がりが絶えたのは私が動かなかったからだろう。そもそも彼女は私を必要としていなかったんだろうな、と思い、それに気づいたことに特に悲しみがなかったので、大人になったってことか、なんてよくある言葉で感傷に浸ったふりをしてみたりした。

週末に、4年ぶりに下北沢に行った。fuzkueという喫茶店が目当てで。ついでに、美味しいサンドイッチと、本屋さんを何軒か巡った。エビカツサンドってなんでこんなに美味しいのだろう。

・買った本

『突然ノックの音が』エトガル・ケレット / 母袋 夏生

『ひきだしにテラリウム』九井 諒子

先週から読み始めた、ロアルド・ダールの短編集『あなたに似た人』が面白く、ショートショートへの関心が高まっているところに偶然面白そうな掌編集・ショートショート集を見つけてしまった。しばらくこの熱は高まったままな気がする。

『突然ノックの音が』は、帯で釣られたところも大きい。イスラエルの人気作家、とあり、これまで触れたことがなかったため気になり手に取った。掌編小説を読んだことがなかったのだが、本当にあっという間に終わるので毎度驚く。それでいてあっけないということはなく、一話読み終えた後でも何となくその世界はどこかで続いているような感覚になる。あと一話、あと一話、となかなか読むのをやめられない。

『ひきだしにテラリウム』は、表紙・裏表紙のイラストのタッチだとか、いろんな世界がぎゅっと詰まってる感じ、何より帯に引用された「ノベルダイブ」という言葉が気になり購入した。読み終えてから知ったのだが、作者は『ダンジョン飯』と同じだった。『ダンジョン飯』は一巻から絵・ストーリーともにドハマりし最新刊まで一気読みした漫画だっただったから、今回もハマったことに納得した。他の既刊も読んでみようかな。


来週はきっとすぐに終わり、そうしたらまた怒涛の繁忙期が来る。今から憂鬱である。


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