見出し画像

unity1week「おくる」 振り返り

こんにちは。しゃけ。です。
今回は先月に開催されたunity1weekの制作記録を残したいと思います。

実は記念すべき10回目の参加であり今年の集大成とも言える作品なので、これまでの成長過程を踏まえて振り返っていきたいです。


0日目 準備

今回も unity1week Team-Up!! でチームを組み、アート担当の大江さん(@oe_ichigo)と2名で制作しました。

チーム結成の際に軽く会話を交えた後、事前打ち合わせとして一度話し合いました。そこで、ある程度何を作りたいかをお互いに共有しておき、後日詳細な仮案を出すということになりました。

そこで大江さんからいくつか案をいただき、自分が作りたいと思ったのが以下の案です。仮案の時点でもかなり具体的で理解しやすかったです。これがプロってことかぁ…(尊敬)

自分でもいくつか考えていたのですが、この案がまさに作りたいゲームだったのでこれで決定しました。

ゲーム初期案

1日目 企画

お題発表とともにさっそく企画を練ります。先程の案をもとにして、どのようにお題を回収するかを主に考えていました。

とはいえ「おくる」は使いやすいお題だったため、ストーリーに組み込むなりアクションに組み込むなり自由度が高かったことが幸いであったと思います。

2日目 プロト制作

前日で固めた企画に従ってプロトタイプを制作していきます。同時に大江さんには必要なイラストを依頼しました。

少し前にタイトル画面などが既に実装してあるテンプレートを作っておいたのでそちらを利用して進めたところ、短時間でもある程度のクオリティ担保できたので便利だと思いました。

3日目 システム実装

ここから本格的にゲームシステムの部分を実装していきます。今回は入力タイミングに応じてスコアを加算するという比較的シンプルなシステムのため、そこまで時間はかかりませんでした。

リズムアクションは初めて作りましたが、実装が容易でゲームとしての面白さも担保されているので初心者でも作りやすいジャンルだと感じました。

4日目 各シーン実装

一通りのシステムを制作した後はタイトル、リザルト、会話画面とのシーン遷移を実装していきます。今回はFungusを用いた会話シーンに初挑戦してみました。

以前からストーリー性のあるゲームは作りたいと考えていたのですが、Fungusは簡単無料のため、初心者でも扱いやすいアセットだと感じました。

5日目 エフェクト実装

この日はエフェクトなどゲーム演出を実装しました。今回の個人的な目標として演出面の強化を掲げており、少し前からゲームをより良く見せるための工夫を研究していました。

特に被弾時などに画面振動の大きさパーティクルの位置を少し変えることで、プレイヤーを飽きさせない動きのある画面づくりを心がけました。

6日目 イラスト追加

この日は大江さんからイラスト完成の連絡を受けて、完成イラストを少し追加しましたが、外出していてほとんど進捗はありませんでした。

実際に追加してみると雰囲気が大きく変わってよりゲームらしさが出ました。これによりモチベーションが向上したので、ラストスパートで明日に託しました。

7日目 完成!

タスクが割と残っていたため期日を少し超えてしまいましたが、なんとか当日中に公開できました。

今回はサウンドも少し工夫を加えていて、打撃や被弾の際にSEのピッチ上下させることで音が単調にならないようにしました。こういった地味な調整がけっこう大事だったりします。

知見

①チーム制作に慣れてきた

前回はチーム制作の経験少ないまま挑戦したことで上手く行かない部分も多くありました。しかし、今回はその反省点を活かして指示方法をある程度把握したので、特に大きな問題もなく達成することができたのではないかと考えます。

②期限内に公開できた

とにかく期日中に完成できたことは良かった点であると思います。後半のスケジュールが少し詰まってしまいましたが、前半はおおよそ予定通りに進められていたので良しとします。一週間という短い期間でも今の自分にできる最善を尽くせたと思います。

③クオリティの高い作品を作れた

これは大江さんのおかげでもあるのですが、以前よりもゲーム全体のクオリティが向上しているのではないかと感じました。これはゲームに対する理解が深まったことにより、自分の考える面白さ明確にすることができるようになったと感じます。

まとめ

2回目TU参加でしたが、今回も貴重な経験をさせていただきました。チーム制作はすべきことが多く大変ですが、その分の達成感もひとしおです。今後もチーム制作に関わっていきたいと思える一週間でした。

加えて、大江さんには改めて感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました!

ここまで読んでくださりありがとうございます!ではまた!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?