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新刊同人誌を出すための工夫

ジャーナリングのお題を検索していたら、「一日の終わりにどんな感情でいたい?」というテーマを見つけた。
実際にそれでノートを開くと、すぐに書くことは見つかった。このところのモヤモヤの根源というべきもの。

ここ1ヶ月は引っ越し作業と新しい職場への適応という忙しい環境で、落ち着かない日々だった。
夜寝る前、特に心に引っかかっていたのは、「今日も何も書けなかったな……」という思い。
以前は、数千字程度の短い小説をほぼ毎日1〜2時間かけて書いていた。現在はその時間がすっかり取れなくなっている。毎日、何も生み出していない、という不安。

そこへ、心強い目標ができた。同人誌を頒布するイベントに出ることにしたのだ。
なら、ぜひ新刊を出そう。そのために書こう。
以前は何もなくとも自然にできていた「書く」という行為。今は、目標という補強があればできる、かもしれない。
生活が変われば取り組み方も変わる。工夫の出番だ。

一日2時間まとまった時間が取れなくても、30分なら? 15分なら?
2時間で一気に書き切る元のスタイルから、15分の作業時間でも前後の脈絡を捉えておける体制に変えないと。
そのため、苦手だったプロットにも取り組む。起承転結を定めておけば、中断と再開を繰り返しても一本の話ができる、はず。

同人誌制作は、本文の原稿以外にもやるべき事務が山ほどある。装丁、組版、入稿、事前搬入、などなど。
日程や予算を組むために、手帳を開いてスケジューリングに終始する。
頼れるサービスは有償無償問わず惜しむことなく使う。デザイン費や印刷代や遠征費のために、お仕事頑張ります。
日々お弁当作って、少しでもお金を浮かすぞ。

一日の終わりにどんな感情でいたい?
今の私の答え。今日も作業を進めたぞ、という実感を持って、安心して眠りたい。

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