10行日記：熱中症まがいになった

あまりにも暑い。
つい先日、気晴らしの外出で熱中症まがいになったところだ。
車での行動だったのに、合間のわずかな徒歩移動で浴びた日光が頭を貫いたのか、帰ってもしばらく頭痛がする。
数時間横になっても頭の奥の方で鈍い痛みは続いた。たまらずダイエットを忘れて冷たくて甘いものを取ったら、なんとか回復。
これに懲りて、しばらく引きこもることにした。まとまった買い物をして、外に出ずに済むようにする。
しかしそうして家で過ごしていると、ふとしたことで寝てしまう。二時間前後のうたた寝を、一日に二度も三度も。ぼんやりと一日が過ぎていく。
やることがないと、食べることが娯楽だ。けれどダイエット中だとそれも迂闊にできない。果物をちょいちょい摘んで耐える。早く出かけたいな。
一日一度は外に出ないと張り合いがないんだなあ、と実感する。それも、買い物を伴う外出が必要なんだ。
ペットボトル一本でもいい、買い物がしたい。そのために生きて、働いて、食べるんだなあ。というと大袈裟か、と休暇中にしみじみする。次、いつ働こうかな。
そろそろ牛乳がないので、涼しい時間を待ってちょっとだけ店に出かけることにした。それだけのことがやけに楽しみで、夕方が待ち遠しい。