見出し画像

もっと気軽に挑戦しよう、大丈夫だから。

昨年末から今年の5月中旬にかけて、僕は独立してから最大の事業転換に挑戦した。

個人、小規模事業者向けのマーケティング支援事業から、SNS公開婚活と銘打った婚活事業へ。

これまでの事業をほぼ全て手放して、一世一代の大勝負に打って出たのだ。

いざ、明るい未来へ!!


結果は。。。

※ショッキングな映像ではありません、赤いインクです。

事業転換という観点だけで見たら僕は大失敗を犯しました。

うまくいったこともありますが、事業として成立しなかったので挑戦としては失敗です。

▼▼ことの経緯はこちら▼▼

▼挑戦の決意表明

▼撤退の決意表明

この一連の流れの中で、たくさんの気づきがありました。

・前例のない事業を立ち上げる難しさ
・ビジネスモデルの設計について
・0からの再挑戦を再びやってわかったこと
・意義ある応援、意義の薄い応援
・婚活市場の厳しさ
・自分を活かすということ:エゴとの向き合い方

などなど。

独立して8年目に入りましたが、婚活事業に挑戦したこの半年間が、最も多くの気づきと学びを得た期間になったと感じています。

その中でもっと挑戦は気軽にやっていいと思えることがあったので、それについて書いてみます。

何度でもやり直しができる時代に僕たちは生きている

今の時代、よくも悪くも情報量が増え、情報発信をする人も増えています。

何かに失敗したとしてもすぐに忘れられるし、情報の渦に飲み込まれるだけ。

つまり、失敗は人の記憶に残りません。(よほどの有名人や大事件であれば話は別ですが。)

今回の公開婚活の件もあと1年もすれば、身近な人たちの記憶からもほぼ消え去り、酒の席のネタぐらいにしかならないことでしょう。

そんなもんですから、失敗はそもそも傷にすらならないのです。

挑戦しやすい、失敗してもやり直しやすい時代とも言えるでしょう。

僕が婚活に挑戦すると伝えた時の周囲の反応

元々、小規模事業者のマーケティング支援、事業プロデュースを生業にしていた僕が、突如、公開婚活という事業を始めるといった時、周囲の意見は大きく2つに分かれました。

肯定派8割と否定派2割くらいの感じ。

肯定派の人は「面白そうだから応援するよ!」ってテンションで僕を見守ってくれたり、実際にSNS投稿での応援などをしてくれました。

否定派の人は僕の本筋を見失ってるといいつつも、やりたいんだったらいいんじゃない?と応援してくれていました。(僕が否定派の人たちを論破しようとしてたからだと思いますが)

婚活事業からの撤退を報告した後の周囲の反応

みんな応援してくれてるなーと思ったのも公開婚活に挑戦していた約5ヶ月の間だけ。

撤退後の反応もまた2つに分かれたんですが、撤退してよかったねという人が約9割、撤退を本気で残念がってくれる人が1割という感じでした。

挑戦するときは婚活事業頑張れ!と応援してくれたものの、撤退となると、やっぱり前の事業の方が良かったよ、戻って安心したという意見。

「あれっ!?なんか手の平返す人多くない!?」

と思いました。

婚活事業を応援してくれる人が多かったのはありがたいし、元の事業に戻ったことを肯定してくれる人が多かったのも僕にとってはありがたいこと。

仮に周囲の人に反対されても、僕は公開婚活に挑戦していたでしょうし、元の事業に戻ることを反対されても戻っていたことでしょう。

でも、ちょっと待てよと。

何度も言いますが、応援してもらえたこと自体は感謝でしかありません。

ですが、周りの人は公開婚活をやる前とやる後で反応がころっと変わったんです。

ここから言えることは。。。

応援に責任はない

僕は善意の応援を励みに、婚活事業に本気で取り組むことができました。

そして、善意の応援を受け取り、元々取り組んでいたマーケティング事業にもすんなり戻ってこれました。

でも、これは僕が勝手に都合よく解釈しているだけであって、周囲の人は、僕がなんとなく前向きに取り組んでる姿を見て、ノリや勢いで応援してくれたのではないかと感じてます。(何度もいいますが、応援は本当にありがたかったし僕の原動力になりました。)

つまり、応援に責任はなく、無責任だからこそ、気軽に応援できるし肯定もできる。

その応援が力になって、応援される側も頑張れる。

そんな構造になってるんだと思いました。

自分か自分にとって大事な人にしか興味ないのが僕たち人間

元も子もない話ですが、多くの人は自分もしくは大事な人しか本質的には興味を持てないんではないかと僕は感じてます。

世界中の人々が幸せでありますようにと願うことはできても、現実的に世界中の人々全員の幸せにすることはできないのと同じです。

多くの場合、自分と自分の家族、大事な友人、大事なクライアントくらいにしか、濃く深く関わることができないのではないでしょうか。

世界中の人に濃く深く関われるような懐・器の広さを持つ人はほとんどいないと思います。

ここから言えることは。。。

周囲の意見に振り回されるべからず

人の意見を気にするな!とはよく言いますが、人の意見が大事になることはあっても、100%あてになるってことはないんですよね。

自分がやりたいと思ったことを全力でやる、それが世間に受け入れられなかったら

ドンマイ!
やり直し!!
以上!!!

って感じです。

自分の責任は自分でしか取れないんだから

仮に失敗したとしても自己責任でやり直せばそれでOKなんです。

他の人の意見は参考にはなりますが、絶対ではありません。

応援してもらえてるからうまくいくなんてこともありません。

ビジネスの場合、世間に受け入れられなければ(収益が上がらなければ)失敗です。

その責任は他の誰かにはなく、自分にしかありません。

やりたいことがあるなら、一回やり切ってみたらいいし、失敗したらやり直したらいい。

大丈夫なんですよ。

本気でやりたいことならうまくいくまでやったらいいじゃないですか。

僕みたいに元の場所に戻ってもいいじゃないですか。

失敗したことによる自分への影響も他者の意見に一喜一憂するのも一時的なもの。

そんなことで挑戦を迷う時間の方がもったいないし、やらないなんてさらに人生の時間がもったいない。

何度でもやり直しがきく時代なんだから、次々とやりたいことをやって大丈夫です。

何の問題も起きませんから。

僕も今回の出来事に懲りずに、また新たな挑戦を進めていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?