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ススキノには、山わさびをこれでもか、と食べさせてくれる名店がある。

「サーモンと山わさびの店ジョニー」

名前が奇天烈で素晴らしい。店名の如く、鮭と山わさびをこれでもか!と食べさせてくれる料理屋さん。ススキノの風俗街ライラック通を毅然と突き抜けて到着。店の前の看板「ジョニる?」がキャッチー。わかりにくい裏通りにあるのだけど、裏通に名店有りである。

山わさび…これを食べずにこの店を語れない。


何はともあれ、この料理の写真を見てほしい。鮭の生・炙り・漬けに大量の山わさびが降りかかっている。度肝を抜かれ思わず声が出た。鮭が旨いことこの上ない。そして、極上の山わさびとのペアリング。パンチが効いており、春先の採れたて感がある。季節外れなのにどうやって保管しているのだろうか。信じられない鮮度の良さ。

とろたく&板わさ。え、これ板わさ?

続いて、とろたく。マグロのトロに沢庵を混ぜた酒肴。呑友に教えてもらったのだが、定番つまみらしいが、これほどマグロ率の高いとろたくにはお目に掛かったことがないと言う。隣は板わさ、親の仇と言えるほど山わさびの量が半端ない。これが北海道の蕎麦前なのだ、と誇りたくなるくらいの美味しさ。

これも山わさびてんこ盛りw



〆は、牛サガリステーキ&炊き込みご飯。旨いに決まっている。そしてここにも山わさびw 日本酒に合わせてみた。国稀の本醸造が山わさびに合う。もう一つのお勧め、店主自ら漬けた珈琲焼酎。上品、とにかく上品な焼酎。そしてカフェイン効果か、酔いがリセットされる。

とにかく楽しかった。3時間は滞在したのではないか。店の造りがスナックを改装したような構造なので、それほど多くの人は収容できない。少数客は自ずとカウンターに座ることになる。しかし、その方が店の人との距離が縮まり、会話を楽しめる。

ススキノに来たら是非。少数で訪問することをお勧めする。何よりも、この山わさび料理に集中できるからだ。店主曰く、山わさびに特化した料理屋さんがなかったので、この店を始めたとのこと。確かにスキマ産業なんだろうけど、出される料理のレベルの高さは半端ない。

本当は教えたくない名店ではある。しかし、どうにも我慢できず投稿してしまった、と言うのが正解w

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