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気分が晴れない時こそ自分を大切にする

最近、忙しい日常に追われている30代の共働き主婦の皆さん、気分が晴れない日が続いていませんか?特定の理由がないままモヤモヤ感が漂うこともあるでしょう。この記事では、子育てと仕事の合間に心の余裕を持つための対処法をご紹介します。

自分の感情を受け入れよう

忙しい毎日の中で、感情を押し殺してしまうことがあります。しかし、気分が晴れない理由が分からなくても、その感情は大切に受け入れましょう。感じていることを理解し、自分を否定しないことが重要です。その上で自分の感情を理解するためにできることを考えてみます。

1.感情を紙に書き出す

気分が晴れないとき、感情を文字にすることは自分と向き合う第一歩です。まず、静かな場所で座り、紙とペンを手に取りましょう。現代ならばスマホのメモ機能でも良いでしょう。今感じている感情を思い浮かべ、それを言葉に起こします。例えば、「イライラしている」「不安を感じている」など、具体的で率直な表現が大切です。このプロセスは自分の感情を客観的に見つめることができ、抑え込んでいた感情に気付く手助けになります。書き終えたら、感じたままの言葉を削らずそのままにしておくと、後で振り返る際に有益です。

2.悩みを「対処可能なもの」と「悩んでも仕方がないもの」に分類する

気分が晴れない時、頭の中にはさまざまな悩みが渦巻いていることがあります。これらの悩みを整理することは、感情の整理にもつながります。まず、悩みを「対処可能なもの」と「悩んでも仕方がないもの」に二分します。「対処可能なもの」は、具体的なアクションを起こすことで解決できる悩みです。例えば、家事の効率化やコミュニケーションの改善などが該当します。これに対して、「悩んでも仕方がないもの」は、現状を受け入れるしかない悩みです。子供の成長過程や天候などがこれに当たります。この分類を行うことで、具体的な解決策が見えてくるだけでなく、無駄なエネルギーを費やすことなく、焦りや不安を軽減できます。

小さな息抜きを取り入れよう

仕事や子育てに追われる中で、自分の時間を確保することは難しいかもしれません。しかし、短い時間でも良いので、好きなことに没頭することで気分がリフレッシュされます。
こんなことを言うと、「気分が上がらない時に、とっさに何をすればいいのか分からない。」そんな声が聞こえてきそうです。そうならないために使えるのがコーピングリストです。

コーピングリストとは?

コーピングリスト(Coping List)は、個々のストレスや困難に対処するための具体的な行動や戦略をまとめたリストです。このリストは、個人が日常生活で遭遇する様々な課題に対して、前もって用意された対処法や対策を見直し、実践するのに役立ちます。

私のコーピングリスト

私が作っているコーピングリストの一例を挙げたいと思います。
・読書をする
・Voicyを聴く
・はちみつ紅茶のミルクティーを飲む
・カフェオレを飲みながら朝活する
・家の中を整理する
・子供達の笑顔を見る(実物でも写真でも)
・夫と話す
・とにかく寝る
・子供達の赤ちゃんの頃の動画を見る
・洗い流さないトリートメントをつける(匂いが好き)
・ストレッチをする
・朝日を見る
・月を見る
・UVERworldの曲を聴く

このようなものを数十個挙げています。
実際に使用していて感じることは、様々なジャンルの項目を作っておくとよいということです。例えば、今は新しいことを知りたい気分じゃなくてぼーっとしたいんだ!とか、体を動かしたい気分なんだ!とか、リストに挙げていてもそんな気分ではないということもあります。また、場所や時間の制限があることも大いに考えられるので多数挙げておくことがいつでも使用できる鍵になるのではないかと思います。

人とのコミュニケーションを大切にしよう

気分が晴れない時、一人で悶々と過ごすのは誰しも経験することです。しかし、そのときこそコミュニケーションの大切さが際立ちます。以下に、気分が晴れなくても他者とのコミュニケーションを大切にするポイントを紹介します。

自分の気持ちを素直に伝える

気分が晴れないとき、他人とのコミュニケーションが難しい場合もありますが、そのときこそ自分の気持ちを素直に伝えることが重要です。「今は何となく気分が乗らない」と率直に語ることで、理解が得られ、サポートを受けることができます。これは、相手が幼児でも同じこと。つい分からないだろうと子供達に当たってしまうことはありませんか?私は1歳の娘にも「お母さん、なんか今日気分が乗らないんだ」と伝えています。どこまで理解してるかはわかりませんが、この習慣が「人はいつでもニコニコしてないといけないわけではない。だからこそお互い思いやりながら生活していこう。」という心がけが当たり前になればいいなと思っています。

人に八つ当たりしない

ストレスやイライラが溜まると、つい他者に八つ当たりしてしまうことがありますが、気分が晴れない時ほど注意が必要です。八つ当たりは状況を悪化させるだけでなく、相手にも悪い印象を与えてしまいます。冷静になり、感情をコントロールする努力をしましょう。

距離を置く必要がある場合

時には、気分が晴れないときには他者と距離を置くことも大切です。自分の感情を整理し、冷静になるためには一時的な孤独も有益です。ただし、距離を置くことと無言のまま放置することは異なります。必要であれば、距離を置く旨を誠実に伝えましょう。また、子育て世代の大きな問題として「そう簡単に1人にはなれない」という問題があるかと思います。しかし、時には子供達を安全な状態にして数分でもトイレにこもる。そんな対処を取り入れても良いのではないでしょうか?

おわりに

自分を大切にし、心のバランスを保つことは、家庭や仕事においてもっとも重要な投資です。日々の喧騒の中で、これらのアドバイスを思い出し実践することで、より充実した日々を築いていくことでしょう。未来に向けて、ポジティブな気持ちを抱きながら、自分自身と向き合っていくことを応援します。

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