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「時間がない」はもう言わせない!生活を変える時間管理の秘訣

はじめに

私たちの生活は、仕事、家庭、趣味と終わりの見えない忙しさに包まれています。
そんな中でよく耳にするのが、「時間がない」という言葉です。この言葉は、私たちが直面する様々な課題を一掃するかのような万能の言い訳になっていますが、それは本当に正当な理由なのでしょうか?

実際には、「時間がない」というのは、自分自身の時間管理の未熟さや優先順位の設定の失敗を覆い隠すための便利なフレーズに過ぎない場合が多いです。特に、新しいことに挑戦する機会に対して「時間がない」と反応することは、新しい経験や成長の機会を自ら放棄していることに他なりません。この「時間がない」という現代的な言い訳がなぜ成り立つのか、その心理的な背景と合わせて、時間を有効に使うための具体的な方法を探求します。

時間がないという感覚の背後にある心理

先日、友人2人とお茶をしている時に最近話題の新NISAやふるさと納税の話になりました。2人とも、職場でそれらの話になった時、「『絶対にやった方がいい』『そんなに難しくないから』と言われてはいるけど中々実際にやるところまでいかないんだよね。」と話します。

数年前からお金について学びたい!知りたい!と言う意欲の高かった私は、「つべこべ言わずにとにかくやろう」と言いたくなりましたが、その感覚は人それぞれで、とにかく時間を使用する優先順位が違うだけなのだろうと感じます。
「今年こそは絶対やるね」と言っていましたが、時間の優先順位が低い限り結局やらぬまま来年を迎えてしまうのだと思います。

そう、私はただ単にお金について優先順位が高いだけで、私にも「時間がない」の言い訳を使って逃げていることはたくさんあるのです。それらを成し遂げるためには、時間を作り出すしかありません。

時間を作る方法

多くの人々が直面している「時間がない」という問題に対して、実際に時間を作り出す方法は存在します。子供が生まれてからというもの圧倒的に自分の時間がなくなりました。そこで私は様々な時間術について学び、時間を捻出する意識を高めてきました。ここではその一部を紹介していきたいと思います。

時間の見える化と引き算で考える

まず、自分が何に時間を使っているのかストップウォッチで測ってみました。なんとなく過ごしているとあっという間に時間というものは過ぎ去ってしまいます。実際に行動ごとに時間を測っていくと、

「あれ?料理の下ごしらえに30分以上かけてしまってる」
「あれ?Instagramを見てたら1時間経っているw」
「私は洗濯物に合計30分もかけてしまっていたのか!」

などなど、自分の時間の使い方に問題点を見つけられます。
実際にスケジュールを外に出すと、時間を作り出すヒントが見えてきます。

ここで重要なのは、何かをするためには何かをやめなければならないと言うことです。

人生全てがトレードオフ。やるべきこと、やりたいことは無数にありますが全てを行うことはできません。何かをするためには思い切って何かをやめなければならないのです。私は自分の時間を作るために数々の家事をやめました。本当はやった方がいいことは分かっていても、優先順位をつけてやめなければ時間を作り出すことはできません。

この考えは、尾石晴さんの「やめる時間術」で学んだ方法です。この本を読んでから数年が経過していますが、すっかり自分の中に落とし込めた考えの一つだと感じています。#PR

私がやめた家事については以下の記事もご参照ください。

習慣化を味方につける

時間管理において「習慣化」という概念は非常に強力なツールです。一度習慣になれば、意識的な努力をそれほど必要とせずに日々のタスクをこなすことができます。私が「時間がない」を言い訳にできていない代表格である「運動習慣を持つ」を例に考えていきましょう。

・スモールステップで毎日やる
習慣化を始める際は、小さな行動から始めることが成功の鍵です。私が今実行できているスモールステップは「中々起きない子供達に声掛けをする間にストレッチを行う」です。中々つかない運動習慣ですが、これだけはなんとか毎日続いています(笑)この時重要なのは、やったりやらなかったりするのではなく、とにかく毎日するということです。やるやらないの選択肢を持つよりも、毎日淡々とやり続ける方が楽に行うことができてしまうものです。

・毎日やることにくっつける
何かを習慣づけたいとき、絶対に毎日やることと関連づけると定着しやすいと言われています。上のストレッチ習慣も、「子供達を起こす」という絶対に毎日行うことにくっつけているから続いています。

・モチベーションアップのためのご褒美
運動したら嬉しいことが起こる。この仕組みを作ることが継続の鍵となる場合も存在します。実はこの仕組みがいまいち作れていなくて、ストレッチ以上の運動習慣を作ることに成功できていません。一時期職場の昼休みにウォーキングするというブームがあったのですが、これも1ヶ月と持たずにやめてしまいました😅

人生においてどの時間が重要なのか

本記事を通じて、私たちがよく使う「時間がない」という言い訳を超えて、実際に時間を作り出す方法について掘り下げてきました。時間管理の技術を学び、自分自身で時間を捻出する意識を高めることが、忙しい毎日を充実させる鍵となります。

「時間がない」とは言わずに、自分で時間を作り出し、その時間を使って何を成し遂げたいのかを明確にすることが重要です。この記事が、時間管理の技術を向上させ、より充実した生活を送るための一助となれば幸いです。

それぞれの方法を試し、自分に合った方法で時間を有効に使い、人生を豊かにしましょう。

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