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暇な時間が増えたり、趣味の数を増やすと私たちは幸せになれるのか?

皆さんは、週にどのくらい(何時間)遊んでいますか?

レジャー活動(余暇活動=遊び)は人々の幸せに大きく影響するということは過去の研究などでよくわかっています。

例えば、レジャー活動を行う頻度やレジャー活動の質は生活の質(幸せ感など)にポジティブに影響します。

また、理論的にもレジャー活動を行うことは、人生における意義を見出してくれたり、日常生活の困難なことからの休息を与えてくれたり、社会(人々)とのつながりを促進してくれることで人々の幸せ感を高めてくれると説明されています。

レジャー活動を行うには、余暇時間(仕事から離れている時間のことで、遊びや食事、一息つくための時間の合計)を確保する必要があるのですが、多すぎる余暇時間というのも、逆に問題視されています。というのも、余暇時間が多すぎる人は、退屈を感じてしまい、幸せ感の低下を招くという研究結果があります。

さらに、レジャー活動のレパートリー(趣味の数)と幸せの関係に関しても多くの議論がされています。一般的に、趣味の数が多い人ほど、より多くの知識やスキル、経験があると考えられています。

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