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まあるい氷のシンデレラ。

志喜屋 徹 × ARTS

最初の投稿でご紹介しました、私の「キャンピング・オフィス・カー」に、

こころよく人を迎え入れるため「お・も・て・な・し」を考えてみました。まず、飲み物は必要ですね。私はコーヒー好きなのでコーヒーを。まてよ?コーヒー嫌いもいるし、紅茶やお茶が好きな人だっている。コーヒーだけを考えても、私はブラック派。しかし、世の中には、ミルク、砂糖入れたがり派だっている!それにホット派も、アイス派だっているじゃないか!!と、自分だけではなく他の人の好みも考えはじめると、揃えなきゃいけないモノがどんどん増えていきました。「お・も・て・な・し」とは、他人の価値感を受け入れることなんですね。コーヒー、紅茶、お茶、水、炭酸水、ビールと、迷わず揃えていくうちに、はい、やはり出て来ました。個人的にどうしてもコダわってしまうモノが。

それが「氷」です。アイス派には必要ですよね。せっかくなんで、ここは、バーでウイスキーをロックで飲むときの、あの「丸氷」だ!と決めました。大人のゼイタク感を味わえるあの「丸氷」を、ウイスキーだけのモノにするのはモッタイナイ。そう、コーヒーや、紅茶もコレで出してしまいます。「お・も・て・な・し」感ありませんか?いや、ゼッタイ、あるでしょう!

アイスピックを使い、一個づつ丁寧に削るのも、アーティスト感あってよいですが、だいぶ手間なので買いました。ドウシシャの「大人の透明まる氷」

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そもそも、なぜ球体の氷がよいのか?丸氷は、角氷に比べて表面積が少なくゆっくり溶けます。ウイスキーの場合、ストレートから水割りに変化する「曖昧な過程」を味わえるというコトです。コーヒーや紅茶で、早く溶かして飲みたい人もいそうですが、ここはあせらずチビチビいく、それが大人。数ある丸氷メーカーでも、軟水や沸騰水を使わないと、ミネラル分が濁り、白くなってしまうモノも多く、水道水でも「透明の丸氷」が作れるメーカーの一つが「ドウシシャ製」。断熱材を使い、あえて時間をかけ、ゆっくりと凍らせることで、ミネラル分が先に凍らず「透明の丸氷」が出来るのです。ここにも「大人の余裕」を感じさせる哲学があるんですね。深読みしすぎ。

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造形的にも「球体」は完全なカタチ。美しい。しかも透明で、なお美しい!溶けていくカタチの変化もさまざまで、それで氷占いだって出来そうです。 ※ 実際はプラモデル的バリなどあり完全球体ではない。コダワリ派は取る!

すると、この愛おしい「まる氷シンデレラ」を、どのコップに入れるのか?問題が発生して、「まる氷シンデレラ」のための「ガラスの靴」ではなく、ぴったりサイズ(といってもユトリあり)の「ガラスのコップ」探しです。シンデレラの物語だと逆ですが、これも「シンデレラフィット」でしょう。さらに、どれが一番か決定するオーディションをはじめてしまったのです。

選考基準は、中に約60mmの「丸氷」がちゃんと入り、かつ、大きすぎず、そして「丸氷」を引き立てる、シンプルな「ガラスのコップ」であること。エントリーはもちろん、100円均一のダイソー、キャンドゥ、セリアから。

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エントリーNo.1 まさにウィスキーをロックで飲む的イメージのデザイン。内径(上部) 68mm 高さ(内部) 65mm キャンドゥ製

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エントリーNo.2 飲み口がスボまった丸っこいデザイン。うすく模様アリ。内径(上部) 65mm 内径(中部) 70mm 高さ(内部) 75mm キャンドゥ製

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エントリーNo.3 No.2より、さらに飲み口がスボまった丸っこいデザイン。内径(上部) 58mm 内径(中部) 70mm 高さ(内部) 80mm ダイソー製

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エントリーNo.4 飲み口がヒロがり、底がスボまったデザイン。模様あり。内径(上部) 70mm 内径(下部) 45mm 高さ(内部) 75mm セリア製

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エントリーNo.5 No.4より、さらに飲み口がヒロがり、底スボのデザイン。内径(上部) 74mm 内径(下部) 50mm 高さ(内部) 70mm セリア製

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形を分類すると、エントリーNo.1はストレート型。デザイン的にウイスキーのロックのイメージが強いので、コーヒー、紅茶を飲むのに抵抗ある人も。

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エントリーNo.2、No.3は、上スボみ、下フクらみ型で、氷を転がしやすい。No.3は、飲み口が58mmで、氷のバリを取らないと引っかかり入りません。

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エントリーNo.4、No.5は、上フクらみ、下スボみ型で、氷は下側でしっかり固定されるので、「シンデレラフィット」感を、じゅうぶん堪能できます。

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数個、並べることを考えると、No.1どうしはストレートで引っかかりなし。

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No.3とNo.5は、凹凸がちょうどいい感じ。ただし取り出すときはNo.5から。

う〜ん、コレは一番を決め切れないですね。使う人の好みもありますので。ということで、最初の目的の「お・も・て・な・し」的には、使う人の好みで選んでもらうようにして、結局、ぜんぶのコップを使うコトにしました。

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で、車に装備した、ポータブル冷凍庫の中身は、こんなコトに。ココでも「シンデレラフィット」になってしまい、「大人の透明まる氷」で、大人のつもりでしたが、ここまでやると、まったく大人な感じではありませんね。

というわけで、他人にはどうでもよいけど、自分にはどうでもよくない、「まあるい氷のシンデレラ。」の話でした。



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