見出し画像

【感想6】やっぱ俺、アイカツのことめっちゃ好きやん...

 出張中に見に行って確信しました。

 プラネットがあまりにもオタクたちに拒絶されている中でもコソコソと見ていたりと、プラネット事態にも結構愛着あるので全編通して好きな映画です。
正直無印の同時上映で悪い言い分が目立った時もお口八ツ橋になりましたが、SNS上でも出来自体にいちゃもんがない空気感ですべて察してください。69分間心地よいアイカツを見れます。


劇場版アイカツプラネット!

 本編が終わった後、プラスワンエピソードとしての30分。なので見てない人には追い付く必要を感じさせますが、実際はアイカツプラネットの入り口としての役割も担ってます。
各キャラが現実とプラネット世界でだれがだれかわかりやすいような演出で配慮されていたり、スポットの当て方も特徴をフィーチャーしていたりと初見でもなんとな~くどのキャラが好きか選べる感じ。
ところどころに今までのアイカツイムズを感じさせるシーンがあるので、確かにアイカツだな~って思いながら見れると思います。
こんな感じにテレビシリーズを見ていた人には映画版にふさわしいお祭り会として、プラネットで離れた人に向けては入り口になる優しい作り方をしているので、消化試合感なく見ていられると思います

 ダニメ・スターア(仏物理学者)等の配信サービスにはないので見るのは難しいですが、映画見て気に入ったり雰囲気知りたい人はつべの1話であったり、バンダイチャンネルやhuluiで配信されているのを見てみてください。huluならトライアル期間で24話までサクッと行けるはずです。
楽曲面ではは新曲+バンドスコアverの3曲つきで、劇場版のアルバム内に一通り入ってるので契約しているサブスクから聞いてみてください。


アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~

 OPがズルい。
MY STARWAYにちなんだ映画タイトルらしいですが、MY STARWAY自体がこの映画の全てを物語っています。特に深く考えなくてもメロディ自体は万人受けしそうな局ではありますが、歌詞を見る、一度本編を見終える、の工程を経ることでSTART DASH SENSETIONやSHINING LINE*に並ぶ怪物級のOP局になります。
本編自体が卒業を見据えた進路や将来を考えさせる、所謂23年春の新作へ向けた布石なわけですが、この次回作へ向けての助走時点で感傷的にさせられます。もうあの星宮いちごたちが卒業て。
ただこの手の将来へ進む話にある影を落とすような雰囲気はアイカツらしく一切なし。この側面がMY STARWAYに出ているわけです。上記の通り、これのおかげでOP sizeでも聞くたびにオラ、もう...…
EDはもちろんあって、カレンダーガールになります。カレンダーガールのような青春賛歌な要素が強い曲を歌ってた星宮いちごたちが大人への道を歩んでいく話なわけで、EDで余計に感傷的な気持ちになりました。

 こんな感じで助走段階でセンセーショナルな話を作れるポテンシャルを秘めたコンテンツを小学校低学年から歩み続けた少女たちが本当にうらやましいです。将来娘が出来たら3歳の頃から見せたいし、息子が出来たら15歳ごろに見せて立派なチー牛に育てたいです。

2作合わせたまとめ

 優し目なあたたかいプラネットを見た後に強く感情を揺さぶってくる無印の構成は初見時にはだいぶ唸らされました。なんとなく時間つぶし程度の感覚でしたが、昨日オタクを誘って2回目を見にいくぐらいには心をつかまれました。
アイカツを一度でも見たことがある人は早めに映画館へ駈け込んでみてほしいです。
ただ一番お勧めしたいのはアイカツを見たことがない人。多分この映画一本でアイカツプラネットの良いところと、アイカツシリーズの楽しい部分を知れるので本当にお勧めできる最初の作品です。
特に未来へのSTARWAYはワイ将たち20代半ばの人間が差し掛かる将来への選択や今のやるべきことに対する考え方もリンクするような面はあると思うので、ぜひ時間があれば見に行ってほしいです。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?