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最近見た良い映画

 人に刺激を受けているのもあって、在宅の時はいつも飯食ってる時間にアニメ1話分(=1日2話ペース)で見ているのに加えて中華遊戯と賭博を我慢して今まで見てこなかったメジャータイトルの映画をのんびり見てました。
ここ最近は週1以上で映画館に足を運んで見たい作品を片っ端から見ていくことをやっていますが、どうしても1日1作品で留めないと感じたことをアウトプット可能な言語化まで持っていけなくなる感想の上書きが生じるので見たいものを見切れていないのが悔しいです。


カモン カモン

 春ごろには優先度下げていたのもあって今週見たばっかですが、結構ワオ好みで後半から緩めの腕組みをしながら見ていました。
モノクロ映画は情緒的な印象を与えるのに適しているのでこれもそういう類のものですが、個人的にはエンドロールのところが粋な感じがしてすごく好きです。2人が言葉をぶつけながら徐々に譲歩しあう、合間合間に挟まれる子供たちへのインタビューといった話すことに対する重心の置き方を感じられました。

ガンズ・アギンボ

 両腕に銃を固定されたダニエルラドグリフが多動している映画。
ザックリいうとかなり見やすいバカ映画で、1時間半と長すぎでもないいい塩梅の時間です。
序盤はかなり丁寧に腕が使えない件を見せるし、ディズニー宜しくしっかりと張った伏線になりそうな文言は回収していきます。主人公の変化から見れる視点も風刺が効いていたりとパッケージに比べると大変丁寧な作品です。
ただそれ以外は好き放題やってるので肩の力抜いてヘラヘラ笑ってながらみれるいい映画です。

ファイトクラブ

 暇と退屈の倫理学で話題に挙げられてたので。
概要はしっかり書かれていたので内容の理解自体は苦労はしなかったけど、むしろ文字で中盤までの流れを見ている分解像度が上がっている状態で見たのでだいぶのめり込みました。
TENETだったりシャッターアイランドだったりこの2つとは意味合いが異なる形ではあるけど、初見であるからこそ惹かれる要素はたくさんあるので人に薦めたい一作に食い込んできました。
フラットな目線で見るのが一番いいと思ったのであまり深く入り込んだツッコミはできませんが、資本主義だけでなく暴力性の描写でもかなり見せ方や言い回しでかなり考えられる部分もあるのでキモオタ映画として信者が嫌われる理由も納得いくものです。


ツンプルに、旬のアニメをしこたま見るよりはちょくちょくこういう感じに手広くエンタメに手を出すのが楽しいなって気づきました。読書中に出てくる古典落語に対応できるようにならんときつさを感じてはいたので。
とりあえずクリーチャーズクリエイターズを見てからジュラシックパークの残りは見ときたいなあ、と猛省モードに入っているうちに見ときたいと思います。

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