248円のメロンパンと自己分析

新宿駅で、駅構内の「メロンパン屋」の出店にてメロンパンを買った時の話です。

そこで売られているメロンパンは1つ「248円」でした。

一方で、レジにはデカデカと
「1円玉が不足しております。ご協力のほどお願いします。」
の張り紙が貼ってありました。


「いや、出店なんだし、普通に考えて250円で払うでしょ…。」
「値段を250円にするか、1円玉を大量に用意するべきじゃない?」

とまぁ、色々と考えたのですが、
結局のところ、これに気付けるのは僕が「他者だから」なのだろう、ということです。


自分のことって、案外自分は知らない

これは、「自己分析の難しさ」と同じです。

「248円のメロンパン屋」のように、外から見たら一瞬で気付くような改善点でも、当人は中々気付けないものです。


これは、受講生の見ていても、よく感じます。

エンジニアとしてのスキルも素養もあるのに「営業職がやりたいです!」とか、
新しいことに挑戦するのが大好きなのに「安定した会社しか受けません!」とかですね。(笑)


もちろん、色々なキャリアはあって然るべきですし、「自分の考えは全部浅いです!」と、一概に否定しているじゃないです。

ただ、素直に周りの声に耳を傾けてみたら、
もしかしたら自分が「248円のメロンパン屋であること」に気付くきっかけになるかもしれません。

当講座の受講生に、「自分では気付かないこと」を与えられる指導ができるように頑張ろう、と気持ちを改めた出来事でした。


メロンパンは「外はカリカリ中はふんわり」で、とっても美味しかったです。




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