グルディスの役目と役割
「グルディスおける1つの誤解」について説明しました。
グルディスに苦手意識がある人は、普段から「無目的な会話」を好む特徴があります。
(悪口ではなく、特徴です。「雑談力」は社会人として、ホントに貴重な能力です!)
グルディス選考を受ける際は、脳の回路を「目的型」に入れ替えてください。
それを踏まえ、「グルディスの心得」について解説します。
「役目」と「役割」の識別
グルディスの心得は、「役目」と「役割」を分けて考えることです。
「役目」と「役割」って似た言葉ですが、その意味は少し違います。
「役目」とは「命じられる」ものであり、その人だけの”絶対的な”ものです。
「役割」は「○○役」のように、他者との中で”相対的に”決まるものです。
グルディスにおける「役目」は、「グルディスのお題を解決すること」です。これ以外にありません。
就活生全員が共通して命じられた、選考における役目です。
「お題の解決までに、どれだけ自分の行動が反映されているのか?」が面接官に測られています。
グルディスの役割=戦術
一方で、「役割」は人それぞれ、様々です。
「”役目”をどのように発揮するか?」が「役割」です。
図にすると、以下のようになります。
具体的に説明します。
グルディスの役割は、よく「司会、書記、タイムキーパー」の、大きく3つに分けられます。
よくある就活本だと、
「司会を獲ったら勝ち!」
「書記は絶対になるな!」
とか、様々な方法論方法論が書かれています。
ですが、「どの役割につくか?」は、特に重要ではありません。
あくまでも「どのように役目を果たすか?」の手法でしかありません。
その役割が「求められている能力」を果たすことが大切です。
つまり、「司会、書記、タイムキーパー」に求められている能力を、自分一人で全部やってしまっても構いません。
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