古民家DIY17日目② 改めて古民家の夕陽に感動する
〜前回までのあらすじ〜
古民家に発電機を導入した私達は丸ノコ(電気ノコギリ)という文明を使えるようになったのであった。
元の床板を貼り終わったところで、次に床の断熱材を入れることになりました。
工務店さんからのアドバイスの元、屋根裏の断熱材は45mmに対して、床の断熱材は30mmを入れます。(断熱材の上にさらに杉板を貼るので、床が分厚くなると元の敷居からかなり高くなって段差ができてしまうため)
これから断熱材を入れるところでだんなが閃きました。
なぜ断熱材をそのまま入れて、上に床板を乗せるやり方じゃだめなのか?と聞いたところ(胴縁と断熱材を等間隔に切るのが手間に思った)、「断熱材の上にそのまま床板を乗せたら断熱材が潰れるじゃない?」と言われました。
言われてみればそうか…と納得。(素人DIYながらセミプロ風のだんなと、まるっきり素人の私視点でお送りすることでよりわかりやすい説明になっております)
私は気づきました。
これはあの例の夕陽になると光の帯ができて玄関前の姿見に反射する仕掛けの再来では…?
以前この仕掛けに気づいた時は2棟の納屋の間を通ることで光の帯ができていましたが、季節も変わって日没の方向も変わっています。
きっとどの季節でも日没の角度も考えて、光の帯ができるようにしたんだと思います。
それを計算した上で家を建てたんだなあ、と思わされまた山田幸イチローさんへ尊敬の念が湧きました。
さらに気づきましたがそのまま夕陽を直視する景色と、縁側や窓ガラスを通す夕陽の色はまた違った良さがある。
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