国際結婚　イタリア”イタリアの歩道”

みなさんこんにちわ、、　最近　お尻の筋肉が攣っちゃうんですけど、、　なんでなんでしょうか？　歳でしょうか？　しかもいっつも片側だけ、、　足を組む癖のせいでしょうか？　気になって仕方ありません

さて今日は、最近イタリアの旅行に行ってきたので、イタリアについての愚痴を書かせてください。
イタリアが嫌いで書いているわけではありません。　断っておきますが、私はイタリアが好きです。　イタリアという国はいいとこもたくさんあります。ですが、、　住んでいると、悪いところもたくさん見えてきます。　観光に来た日本人の目には映らないけれども、　移住や、　結婚してイタリアに住むことになる人にとっては、　知らせておきたい内容なんです。

なので、書かせてください。　もう一度念を押します。　イタリアという国は、　素敵なところもいっぱいありますが、、、　こういう部分もあるという内容なんです。

では、、、始めます。

イタリアは　海があり、　山があり　湖もあり　川があり　四季があり、、　都市も田舎も　あり、　日本のように、縦に長い国です。

基本的に、北イタリア、　中央イタリア、　南イタリアと別れますが、、　北の人は、南の人を、「テローネ」と言ったりして馬鹿にしたりする傾向があります。

その根元にあるのは、、　南に行けば行くほど、、　いろんなことが、　なーなーになるからなんです。　いわゆる　ちゃんとしてないんです。

日本にもそういうところってありますよね、、　沖縄の人は、時間にルーズだとかいう話も、聞いたことがあります。

しかし、、　そのルーズさは、　イタリアと日本では、比ではない！！！
その象徴が、トイレ事情と、　車の駐車事情。　遅延などの時間割事情そして、市内のゴミ事情です。
この４大要素は、南に行けば行くほどひどくなります。　

今日は、この車の駐車事情です。
今回私は、　南イタリアの　先端の先端、、シチリア島に行ってきました。
海の水は、　透き通っていて綺麗で、　食事も美味しいこのシチリア島。　しかし、、　車の駐車場事情が、、　ひどい、、、

まず、、　歩道に乗り上げて車をみんながみんな　所狭しと、　それこそめちゃくちゃに駐車するせいで、　人一人が、歩道をまっすぐ歩くことができない。
車のバンパーに歩道が占領されていて、　結局は、歩行者は、車道の隅を、車に轢かれる危険を背負いながら　歩くしかないんです。
そして、　横断歩道の　渡り口にも、　渡終わりにも車が止まっているので、　横断歩道をちゃんと渡ることができません。　それほど、　シチリアの車事情は、　半端なくひどい、、、

そう、、　イタリアの都市部は　古代ローマ帝国以降、偉大なイタリアの人たちが、　石畳や、教会を作り、建物を造った町が、　いまだに街として使われていたりします。　旧市街には、車が入れるほどの大きな道がありません。　しかしそこは、　街の中心部、　今や、カフェや　お土産やさん　レストランで溢れかえっています。　そこには　仕入れの車や、業者の車も出入りします。　車幅がないところを、無理やり車が通ります。　
昔、　車がない時代に作られた、街の中心から、　町が徐々に足され、、　町ができているので、　非常に入り組んだ作りになっていたりするんです。　昔の車は、　小型だったのにも関わらず、　今は、車の車幅も大きくなりました。
道は狭いのに、　車は大きくなってるんです。　それこそ、、　駐車スペースもなければ、車も通れないような道も多々あります。

車さえなければ、　素敵な街も、、　そこらじゅうの道路の穴と、、　歩道に乗り上げて停められた　車たち、、　町中には　ゴミが溢れかえっていて、、　ゴミ箱が、数十メートル先にあっても、　そこらへんに人々は、ポイ捨てする。　そんな人々が街を汚くしてしまっている。

子供を連れて、　街を観光しようにも、　歩道を子供の手を引いて歩くことができない。　歩道に乗り上げた車で歩道が封鎖されている。　シチリア最大の街、パレルモ、　カタニア、、、　どちらも　歩道のあり方、　車の駐車の仕方には、ため息がついてしまうほど酷かった。

特に、スイスという、　交通違反や、駐車場事情に厳しい国に住んでいて、　マナーを重視する　日本で育った私からすると、あの街には、、　私は住めない。

駐車場に停めていて、　駐車場料金を１時間少なく払って仕舞えば、罰金が来るのに、　駐車場になっていない　歩道など　ただのスペースに　お金も払わず一日中違反駐車していても、　罰金にわならない。

一方通行を逆走しても、間違ってしまった、、で解決する。交差点の　横断歩道の線の上に駐車違反しても、駐車違反金は請求されない。この、、ルールを守らない方が、得をする仕組みになってしまっていること自体、、シチリアは、何かがおかしい、、

シチリア島の人たちは、みんな親切で、優しい人が多い。とてもいい人が多いのに、、　なぜ、、　こういうとこだけ、ルーズなのか、、

イタリアに旅行に行くたびに、、　「あーーこうだったらな、、　イタリアがもっと良くなるのに、、　日本を見習ってくれないかな、、」　そんな気持ちになっちゃいます。

そう考えると、　日本の交通法とそれを管理する警察官は、本当に頑張ってくれているんだなって、　思います。　感謝。