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2023.10.02〜10.07

10月2日(月)
ガソリンスタンドで「タイヤがすり減りすぎて車検も通らない程になっている」と言われ、ディーラーさんにタイヤ交換の予約をする。44000円とのこと。うぐぐ。
車を持つと、予想していた1.5倍くらいお金かかるのね。いや、私の読みが甘いだけか。。天気のおかげか、心も朗らかに日が暮れていく日々。
焦燥感のようなものがない。自分の足りないものを何かで埋めなくて良い。
これで満たされているという心地よさを感じながら、前を走る車の後ろの窓に映り込む夕焼け空を見る。

10月3日(火)
朝から楽しみにしていた世田谷文学館へ。
芦花公園のあたりはのんびりした雰囲気ながらも都会のじちんと整備された住宅街という感じで、低層のマンションなんかが合うなあ。
目当ては「江口寿史ノット・コンプリーテッド」展。ストップ!!ひばりくん!を従兄弟のお姉ちゃんの部屋で初めてみたのはいつのことか‥。
ギャグ漫画といえど、こんなにも緻密は背景ときっちりとした線、モダンな構図とカラー。すごいなあ。そして原画というものはやはり迫力が違うのだな。


お次はこちらは展示初日のRobert Bosisioの展示を見に、中目黒の104GALERIEへ。
素晴らしく、本気で絵の購入を悩んでいる。
引越し先を探しているところなので、絵も併せて買うことにして、この絵が合う空間にしたいと目論む。となると建築家を変えたほうがいいような気もする、、。

お土産に久々にヨハンのチーズケーキを。
帰ってからも絵のことばかり考えて調べている夜。
ボシシオ、、。欲しい。

10月4日(水)
深夜に突然の雨。「待ってたんだよ」と心の中でつぶやく。
ザンザンと気持ち良く降り始めた雨の音を迎入れるべく窓を開けて、極小さく音楽をかける。雨音に重なり知っている曲も違って聴こえる。
朝には止んだ雨に足を濡らしながら洗濯物を干し、今日発売のくるりの新しいアルバム「感覚は道標」を聴く。アルバムとして意識して通して一枚を丸ごと聴いてみる。
こうやって聴くの、久しぶりだな。
snsで小沢健二の講義についての感想が流れてくる。
やはり行くべきだったなあと珍しく後悔する。同じ時代に真実を知ろうとしている人がこうして動いているのはそれだけで心強いような気がする。
とにもかくにも今日は一日中鍋焼きうどんが食べたくて、「鍋焼きうどん鍋焼きうどん…」と思うといつも思い出すあの漫画を思い出してネットで調べたらそのシーンを読むことができて嬉しくなった。
「月とスッポン」柳沢きみおさんの、懐かしくも優しいギャグ漫画。
私が子供の頃に、父が会社の人にもらったからと「がきデカ」とこれをくれたのだった。。5、6歳の女の子が読むようなものなのかはわからないけれど。

10月6日(金)
早起き。朝から仕事で私が仕切っているイベント。
いつも大体一人か少人数なので、今回の大人数に不安はあったものの、皆様実にさりげなく場が円滑に進むようにそっと手を添えてくださり、無事に終わった。
たまにはいつもと違う場に身を置くことも大事よね。
いつもはとにかく得意なことをメインに、それに付随する細々した諸々も苦も無くできるけれど、今回でもう少しこのスキルと知識があったら違う場所にも広げていけるかもという予感があり、頑張ってよかった。ここからまた楽しみ。
そしてやはり直接何かを交換できるのは刺激的だね。

10月7日
休みでありながらも半分仕事。
夕方、思っていたよりもずっと肌寒くなった。
秋の切なさ。でもなにかを焦って埋めることも、自分を取り繕うこともしなくていいなと思えているので、揺れることなく日々を過ごしている。
穏やか。でも全て許せているわけでもなく、たまにそんなことをsnsで呟いてみたりするけど、なぜだか自分の気持ちが落ち着かなくなるので結局消したりする。
podcastが自動で再生されてしまうのが困っていたので調べて設定を変えた。
これでもう聴きたくないpodcastは勝手に流れないわけだ。これだけでもホッとする。


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