9月26日　日記 今日観た映画と本「バーナデット　ママは行方不明」

秋らしく薄く広がる雲と心地よい風。
朝から「バーナデット　ママは行方不明」を観た。

予告を観て、「あー、ママがワンオペに疲れて家出するって感じかなー」なんて予想しながら観始めたけれど、違った。
創造という表現をせずには生きられないが過去の傷から立ち直れていないバーナデットと、親友である娘、ほぼ家に帰ることもない仕事ばかりの夫の物語。
程度こそ違えど、ある程度大人になった女性はバーナデットに共感する部分多いのではないかな。彼女の混乱した様子や、自分を守るあまり自覚の有無関わらず攻撃的になることなど、親子関係も含め胸に迫るものがあり、割と最初の方から涙を堪えながら観ていた。
さすがリチャード・リンクレイター監督で、それでもどこか可笑しさやユーモアがあり、最後に向けて光と風が入ってくるとても良い映画だった。
それにしてもケイト・ブランシェットの美しさとチャーミングさ。
「TAR」をもう一度観直して、ギャップを楽しもうっと。

そして寝る前はヨギボーに身を預け、漫画を夢中で読んだ。
28日まで漫画「ひらやすみ」もシーモアで無料で読めるので、購入していた真造圭伍短編「センチメンタル無反応」も併せて楽しんだ。
よく遊んでよく働いた。
寝よう寝よう。