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本物のアイビスサマーダッシュが観たくて【前編】

新潟に観に行ってきました!

今日は久々に競馬の話をします。

今回は甘党なアラサー競馬民が初めての新潟競馬場でアイビスサマーダッシュを観てきたレポートです。
新潟競馬場遠征を予定している人の参考になったら良いなと、競馬場以外の話が割とあるので不要な人は飛ばしてください。


旅行前


今日の話は、月曜日にふと、週末に行われるアイビスサマーダッシュを観に新潟に行きたい!と思い立つところから始まります。

アイビスサマーダッシュとは、新潟競馬場で行われる直線の芝1000mのレースです。
JRAの中央競馬において、1000mは1番短い距離のコースで、いわゆる短距離戦の部類になるのですが、新潟競馬場は日本で唯一直線1000mのコースがあるのが特徴です(「千直」とか呼ばれています)。

そんな芝1000mのレースの中でも最も注目されるのが、1着賞金4100万円のG3「アイビスサマーダッシュ」で、競馬民にはお馴染みの”夏の風物詩”になっています!(あっという間に終わることから「電光石火」や「電撃戦」のワードがよく使われますね)

東京に住む私は、これまで新潟競馬場には行ったことがなく、思いのままに観光も含めて行くか!となったのでした。

東京から新潟へは、片道で新幹線だと1万円ちょっと、高速バスだと5000円前後ぐらいかかるのですが、「5000円の差があるならその分賭けたほうが回収できそうだよな〜」というギャンブル脳のわたしは、行きだけは高速バスで、帰りは新幹線とし、観光もしたかったので1泊2日の旅のプランを練り始めるのでした。

そうしてできたプランとしては、
①金曜の夜に東京から高速バスで新潟に向かう
②土曜は観光+競馬場1日目
③日曜は競馬場2日目として1日競馬をして、夜に新幹線で帰る
というものだったのですが、いざ旅行をしてみると体力的なあれこれでいろいろと予定を変更することになるわけなのですが…そうとは知らない私はもろもろの予約を済ませて、メモアプリにタイムスケジュールを引いて金曜日を待つのでした。



7月29日 金曜日

まだ元気だった金曜の夜。早めに仕事は退勤して、夜ご飯やシャワーを済ませて、少しだけ仮眠を取ってから池袋に向かいました。

池袋のサンシャインシティのバスターミナルはお初

前に一度アカウントを作ったことがあったWILLER EXPRESSで予約を取っておいたWG5152便にて、池袋から新潟駅を目指しました。

行きのバスで、少しの仮眠と土曜の競馬の予想をしながら、7時間弱のバス移動に耐えて翌朝の5時半に新潟駅に到着するのでした(すでに少し疲れる)。


7月30日 土曜日


絶賛目の前工事中な早朝の新潟駅


朝の5時半だとお店はどこも開いていなく、とりあえず駅の南側にあるマクドナルドに行きます。

そこでも予想の続きをしてから、朝7時になると同時に駅の北側にある「&CAFE」さんに向かいました。

500円のモーニングセット

500円のモーニングセットを頼み、今日の競馬は必ず勝つぞとさらに予想の確度を高めます(500円でたまごサンドとコーヒーが楽しめるのでおすすめ)。


午前中は観光をするプランを立てていたので、モーニングはほどほどにして、8時前にバスに乗って「マリンピア日本海」に向かいました。


すぐそこに日本海が見えるぐらいには海沿いだった

マリンピア日本海は、日本海側では最大規模の水族館らしく、個人的に去年の夏に福岡のマリンワールドに行った時の体験がよかったので、「今年も水族館でぽけーっとしたいな〜」と行ってみることにしたわけでした。


大人は1500円


すごいざっくりとした感想としては、福岡のマリンワールドが凄すぎたというのはあるのだろうなと…このマリンピアはファミリー向けって感じだったかもしれないです。


一番大きい水槽

魚ゾーンは大水槽も含めてぽけーっとするところもなかったのですが、カワウソやアザラシやウミガラスがいたゾーンは結構良かったです。

ただひたすらに同じコースをぐるぐる回るだけのアザラシも、その愛おしいフォルムが水平移動していく様は、何周も観ていられるな〜と思えるものでした(撮り忘れた)。

ウミガラスの潜水中の独特な動きも面白くて、そこはしばらくぽけーっとしていられました。


ペンギンはどの水族館でもかわいい

終わりがけに眠そうなペンギンに別れを告げ、「ピアBandai」なるところにバスで向かうことにします。


ピアBandaiは、みなとのマルシェというコピーのとおり、日本海の鮮度の高い鮮魚などが揃う市場があったり、美味しい海鮮が食べられるレストランが多く集まっている施設になっています。

ここでは市場はスルーして、お昼ごはんに「佐渡廻転寿司 弁慶」さんでお寿司を食べることを決めていました。

オープンの10時30分の15分前ぐらいに着いたのですが、すでにお店の前には行列ができていました。

ようやくお店が開いたのは良いものの、順番的に少し前で満席になり、3番目の待ちになってしまって、20~30分待ったあとにようやく通されました(もう少しだけ早いほうが1回転目に座れるかも)。

写真はないのですが、佐渡サーモンなどはかなり感動するレベルに美味しかったですし、人気なだけあってどのネタも満足できる美味しさでした!

お店をあとにしたあとは、一度そこからバスで新潟駅に戻り、新潟駅前のバス乗り場から新潟競馬場を目指します。

ここでバスがくるまでは少し列とは外れた日陰で待機していたのですが、バスが来てから並ぶと数人前でバスが満員になってしまい、別の路線の競馬場行きのバスへと案内されてしまう事態になってしまいました(直射日光覚悟で並ぶべきだったか…)。

次のバスが20分後とかにようやく来たのですが、そこから新潟競馬場へは40分ぐらい乗っているので、座って行けたのはよかったのかもしれないなと…(ただ、第5レースの新馬戦に間に合う想定だったので、それが見れなかったのがちょっと後悔…)


そうこうして、ようやくこの旅行メインの目的地にたどり着きました。





新潟競馬場!!


(めちゃくちゃ悪いアクセスによってもたらされた)
ここまでの疲労感は一気に吹き飛ぶワクワク感がそこには待っていました。



入場してすぐあるテラスプラザ
入場してまっすぐ行くとあるパドック
パドックを2階から
青々としたきれいな芝とグラデーションの空が映えるコース



やっぱり何十回も行っている東京競馬場も良いのですが、初めて行く競馬場はこれまた格別な感じがします。

とはいえ、ワクワクはいつまでも続くわけではなく、新潟競馬場を探索しつつも、予想してあったレースを買っては撃沈するというのを繰り返し、なんとこの日は1勝もできずに競馬場をあとにすることになります…。

快適に予想ができなかったのがつらいのですが、具体的にあげると、

  • 屋外がとにかく暑すぎる

  • 冷房の効いた建物内も指定席などがないと座れる場所はほとんどない(これはどこの競馬場もあるあるですね)

  • 楽天モバイルもpovoもかなりの場所でまともにネットが使えない(特に建物内は人が多いからかダメで、パドックも繋がりづらい)

というマイナス面があるのに加えて、睡眠不足と朝から稼働しっぱなしということもあって熱中症気味になってしまい、この頭で買い続けても当たらないしメインの明日の前に倒れてしまうなと、滞在2時間ぐらいで早めに撤退してホテルに向かうのでした。

実は夜ご飯もピアBandaiに行って、友人からおすすめされていた「港食堂」というところで食べる予定だったのですが、今回は見送ることになりました(めちゃくちゃ魚が美味いらしいので次回は行きたい)。

その予定があったこともあって、ホテルはピアBandaiからそこまで遠くない場所にある「アパホテル & リゾート <新潟駅前大通>」で予約をしていました。

めちゃ狭いけどきれい

正直、めちゃくちゃ狭いのですが、さすがに今年の2月にオープンしたばかりなだけあって、内装もユニットバスなどの設備もきれいでそこそこに満足できました。

ちなみにBooking.comで予約して土→日の1泊で10975円という価格でした。
(もう少し安いところもありますが、キレイさは満足度が段違いに変わるのでここにしました)

気になった点でいうと、15時からチェックイン可能な中、15時半ぐらいに着いたのですが、チェックイン機が5~6台あっても激混みの列ができていて、そこそこにチェックインまでに待たされたところでしょうか。
今回は体調的にイレギュラーなスケジュールになってしまったのですが、チェックインするなら16時以降が良さそうですね…。


もともとはホテルで日曜日の予想をしようとしていたものの、あまりその余裕もなくとにかく回復に努めることに。

こうしてさっくりとだけ観光とグルメを楽しんで、初の新潟競馬場に意気込んで挑んだわけですが、普段からインドアなリモートワークメインのエンジニアはあっけなく暑さにやられる上に馬券も当たらないという悲惨な形で1日が終わるのでした。

そして、翌日のもともとのプランとしては、第一レースが始まる前の朝から競馬場に参戦するというものでしたが、この土曜日のもろもろを踏まえて大幅に変更することに…と、ここまで長くなってしまったので、この話のメインであるアイビスSDの話はまた次回、後編にて…🐎



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