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わたしと音楽(前編)

わたしは、歌うことが好きだ。そして音楽が大好きだ。

現在はアイドルとして日々ステージに立って歌っている。とはいえ、小さい頃から歌うことや音楽が好きだったわけでもないし、アイドルを目指していたわけでもない。

そんなわたしが音楽に出会い、歌が大好きになり、アイドルになるまでの記録です。

はじめに

真っ直ぐに、不器用なりに、ありのままのわたしの中身を正直に書き留めておきたい、そう思ってnoteをかいています。

ここにあるのはアイドルとして、ではなく一人の人間としてのわたし。

アイドルとしてステージに立った時は、誰よりも可愛くありたいし笑顔を届けたい。でも今までの、少し真面目な「わたし」として生きているなかでの気付きや思いも、ちゃんと残しておきたい。全部ぜんぶ、大切なわたし。

「わたし」が見たアイドル「AnN」の思いや、「わたし」の頭の中を言語化してエッセイや記事にしていきたいなと思いました。

書き残すのはとても勇気がいることだけど、これも「今」を大切にする一つの手段な気がする。

ということで、note再開します!


ちなみに今回の話は全編・後編に分かれています。
前編は音楽に出会うまで、後編は実際にステージに立ってからアイドルになるまでの記録です。これは自己紹介じゃないけど、そんなかんじ。

少し長くなりましたが、よかったらぜひ読んで見てください。


勉強づけの小学時代

小学校高学年の頃は、毎日のように塾通いをしていた。中学受験のためだが、純粋に勉強がすきだった。とくに文章を読んだり、思考をめぐらせることがだいすきで、重松清の本を沢山よんでいた。なかでも、「きみの友達」は装丁がボロボロになるまで読んだのを覚えている。だから、テレビなんて朝のニュースくらいしか見ていなかったし、アーティストなんてほとんど知らなかった。

ヲタクだった中学校時代

中学入学後、友人の影響でいわゆる「アニメヲタク」になった。深夜アニメは録画してほとんど網羅していたとおもう。とくに「ラブライブ」や「プリパラ」などのアイドルを題材としたアニメは、毎週欠かさず見ていた。とはいえ、アイドルがすき、というよりもかわいいキャラクターやストーリーが好きだった。なかでも変幻自在にこえを操る声優さんに憧れを抱いていたのを覚えている。日ナレの声優養成所のパンフレットを取り寄せたり、YouTubeで声優さんのボイスCDを沢山聞いてはこっそり声真似をしていた気がする。スマホのボイスメモに残ってた、恥ずかしい!!笑

運命の出会い

そんな時、転機が訪れる。中学三年生、ヲタクの友人の勧めで「AngelBeats!」というアニメの再放送を観た。そのアニメ内で「Girls Dead Monster」というバンドが出てくるのだが、私はそのバンドのボーカル「ユイ」の歌声にすごく惹かれた。

強くて、芯がある。かわいいのにかっこいい。今まで音楽にほとんど興味を持ったことがなかった私にとって、衝撃だった。

興味を持った私は、すぐにWikipediaを開いた。するとユイの歌唱を担当しているのは、声優さんではなく、とあるアーティストだということがわかった。 それが、LiSAとの出会いである。

LiSAを追いかけて

そこからハマるまではあっという間だった。すぐさま近所のTSUTAYAに行き、置いてあるLiSAのCDを全て借りた。スマホにダウンロードして、通学中毎日のように聴いた。エネルギーが湧いてくるのだ。

初めてのLiSAのライブは、池袋のサンシャインシティ噴水広場で行われた「Rising Hope」のリリイベだった。人垣の隙間から背伸びしてライブを観た。そこで初めて聴いた生歌の熱量に圧倒されたのを覚えている。他にも、リリースイベントのために一人で名古屋に行ったり、ツアーに行ったり…。ライブは勿論だが、Twitterで知り合った友達とネットやライブで交流する時間がとても楽しかった。

武道館とわたし

2015年1月10日、11日。日本武道館にて2日間ライブが行われた。アリーナとはいえ席は一番後ろの端っこだったことや、大きな会場のライブに行くのは初めてだったこともあり、とても不安だった。しかし、そんな心配は杞憂に終わった。

色とりどりの照明にパワフルなLiSAの歌声にバンドセット。それに応えるようなファンのコール。全てが眩しかった。

そんな歌の力、ライブのパワー。そして席が端っこであろうとも、同じ空間にいた人みんなを楽しませ、またLiSA自身も楽しむことで、全員を笑顔にする、そんなLiSAの凄さにさらに魅かれたライブであった。同時に「わたしもLiSAが見た景色を見てみたい」漠然とそう思った。

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ここまでが、わたしが音楽と出会い、そしてステージに立ちたいと思ったきっかけのお話です。久しぶりのnote更新ですが、最後まで読んでいただき有難うございました。

後編に続くっ。

あんな




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