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【おも漫】おもしろ漫才おもしろライブ第7弾に行った感想【ライブレポ】

久しぶりにお笑いライブへ行って感動したので、感想を残しておきます。

おも漫がどんな感じなのか参考にしてくれると嬉しいです。

ネタを見てすごいなあと思った部分をなるべくネタバレせずに書いていきます。


その前に会場ミスった話

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おも漫の会場はよしもと∞ドームだったのだが、間違ってホールに行ってしまった。

前回∞に来たときはホールだったので、そのときと同じ感覚で行ったらミスった。

会場内に入ってから気づいたのだが、

スタッフの人に言ったらチケットの半券を返してもらえて

∞ドームのほうへ向かうことができた。

ドームの中に入ってみるとキャパは50人程度で

全体的に距離が近かった。(最後列が前から3列目だった)

皆さんに伝えたいのは、

「ホール」が地下1階で大きいほう、「ドーム」が7階で小さいほう。

気を付けて!


ダイヤモンド1本目

「髪長いと…」

野澤さんが松葉杖状態であることを逆手にとった漫才。

ともすれば単調になりがちなシステムだったけど、枠の中で変化をつけていったので飽きなかった。

「あるある」から「ないない」へのシフトもそうだし、小野さんの間の緩急の付け方も最高だった。

あと、シンプルに大喜利が強いんだよな。

やりとり一発一発がしっかりクリーンヒットしてる。

「これがおも漫か…」と感銘を受けた。


令和ロマン1本目

「恋愛バラエティショー」

くるまさんがコントに入って、ケムリさんが外でツッコむ形。

くるまさんの様々なキャラの演じ分けが見事で、

ケムリさんの冷静なツッコミが心地いい。

恋愛バラエティショーの「あるある」と「ないない」の組み合わせが絶妙だった。

ちなみに「ないない」は、”恋愛バラエティショーでそんなのありえないだろ!”と思わせるボケのことを指してる。


キュウ1本目

「さるかに合戦」

キュウの漫才は作品性が高い。

1本丸々見てようやく完成する漫才だった。

さるかに合戦が、グラデーションで全く違うものに変容していく形式なのだが、そこへのつじつまの合わせ方がさすがだった。

見終わった余韻がNo.1のコンビだと思う。


忘れる。1本目

「おふくろの味」

キュウと属性がガラッと変わった漫才で、橋本さんの全力ツッコミが映える。

全身を使った魂のツッコミを体勢を変えて繰り返す面白さ。

勢いだけかと思いきや、ワードが強いツッコミもしっかり入れてくる。

鶴山さんの雰囲気も自然と笑いを誘う。

鶴山さんの衝撃事実で、話の焦点が変わっていく展開でもうひと盛り上がりしたのも良かったです。


カナメストーン1本目

「先輩から貰ったパソコン」

山口さんのサイコパス感と踊りの面白さが遺憾なく発揮されていました。

零士さんが山口さんの説得に揺さぶられていくさまが笑える。

人の感情が動く漫才は魂が乗るので、やっぱり面白いなあ。


【シークレットゲスト】ロングコートダディ1本目

「スカイダイビング」

「おぉ…」と思わず感嘆の声が漏れた。ロコディを生で見れるのか…。

ロコディはホント器用で天才。

ネタのシステムが面白いし、

言葉一つひとつがセンスに溢れてるし、

兎さんの顔や声の面白さは天性の才能だし、

飄々とした堂前さんの演技もじわじわくる。

「お笑いの完全体だろ」と素直に思った。


ーーーーー

<2周目のコンビの出てくる順番はうろ覚えです。ごめんなさい。>

令和ロマン2本目

「デスゲーム」

こちらもデスゲームの「あるある」と「ないない」が絶妙に組み合わされてる。

最後、「ウサギっぽい奴の正体」が明かされるの笑った。

「いや、お前だったんかい!」と思わず心の中でツッコんでしまった。


キュウ2本目

「LDK(部屋探し)」

キュウは僕たちの中にある概念を利用して、それを崩していくさまで笑いを生み出すのが上手だなと思う。

展開の仕方がきれいで、知的好奇心をくすぐられる。

頭を使いながら、先読みして楽しむことができる漫才。

後半へ行くにつれて複雑になっていくが、

それでも帳尻を合わせてうまくまとめる技術が本当に高い。


忘れる。2本目

「山登り」

鶴山さんがほぼ喋らずに、橋本さんのツッコミで理解させる。

鶴山さんの表情や演技が絶妙なんだよなあ。

1本目と同様に、橋本さんが同じツッコミを繰り返して笑いを増幅させるスタイルだったので、「忘れる。」はこのスタイルの漫才師なのかしら。

今回のライブで初めて見たけど面白いなと思った。


カナメストーン2本目

「機嫌直し」

正直あまり覚えていないんだけど、めちゃくちゃ面白くて笑った記憶がある。

二人が漫才を楽しんでいることと仲の良さが伝わってきた。

後半はアドリブだったのかな。

零士さんが困惑する姿がめちゃくちゃウケてた。


ロングコートダディ2本目

「マラソン世界大会」

システムが面白いなあ。

システムが面白いうえに、その内側に組み込まれているボケ自体もしっかり面白いから強い。

「マラソン大会で一緒に走ろうと声かけてくる奴」というあるあるから思いついたんだろうけど、こんな風に派生させるんだと感動した。

どうやって思いつくんだろう。天才だなあ。

個人的には今回見た中で一番好き。


ダイヤモンド2本目

「もし雨が…」

前のロコディを受けてのつかみ最高でしたね。粋だなあ。

小野さんが初めての質問をする感じで、毎回同じ質問するの面白かった。

小野さんがとぼけた感じ出すのうまいんだよな。

そして後半、

野澤さんが松葉杖を突いていて素早い反応の動きができないのをいいことに、小野さんが”仕掛ける”のが面白かった。

ちなみに野澤さんはギャグをやりに来たそうで、

漫才中に松葉杖を使ったギャグを披露していた。


エンディング

時間がないのでとにかく駆け足だったけど、わちゃわちゃしていてとても楽しかったです。

あるひとつの笑いが他の芸人に連鎖していく感じがライブっぽくて好き。


まとめ

やっぱり間近で漫才見れるの最高だった。

しかも今メキメキと頭角を現している芸人たちの漫才を1時間で12本見れるって濃すぎる。

ロコディは大阪だから、関東圏でなかなか生で見れることもないしそれもラッキーだったなあ。

正直もう悔いはないなあ。お笑いのある世界に生まれてきてよかった。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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