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50年代は今後リバイバルするか?
描き文字の一つをリメイクした。
やっぱり「ZOON」でなく「NOON」かなって。
再三言うが、描き文字って難しくて面白い。
描き文字がやりたいからこの立体ドローイング続けようかなっとまで思ってしまう。
やりたいことは絞らないとマトが拡散するばかりなんだが。
話がずれたが、リメイク描き文字、ちょっと50年代っぽくなかった。ともすると60年代になりがちだし、そもそも年代に縛られるのもどうか、なんだが。
他の箇所もどんだけ50sぽく見えるのかは自分自身にももはや分からない。(気にしていない)
しかし、50sに限らず過去の流行、スタイルがリバイバルするのって、大体は当時子供だった人たちの”思い出発掘”から派生するものなんだろうと思ってる。
例えば50sリバイバルは当地アメリカでは70sから始まっていて、映画などでも「アメリカングラフティ」(1973)から「グリース」(1978)など、そして「バックトゥザヒューチャー」(1985)まで至っている。70sといえばロカビリー→サイコビリー、パンクへの進化なんかもあった当時。
これも要は50年代に子供時代を過ごした人たちが大人になり、昔を懐かしみ、それなりに強力な需要が生まれるのだと勝手に邪推している。現に今、90sあたりがリバイバルして、そろそろ00sが思い出され始めてる気がする。
そう言う意味では50sはもうリバイバルする(思い出される)ことはないんだろう。過去の記録でしかない情報に思い入れは持ちにくい。実体験は必要だろう。
それでも、70sにあったリバイバルを、70s生まれ世代は覚えているわけで、経験のない50sの二番煎じ的な懐かしみを感じたりする。
このリバイバル感覚を遡ると、60sには40sあたりのリバイバルがあったのだろうか?
もちろんあったのかもしれないが、影が薄いのはリバイバルがあったかもしれない60sにすら生まれていない70年生まれの自分だから正直、分からない。
しかし、そういう思い出がらみの話とは別に、思うのだが40s以前と50s以降ではメディア情報量に格段の差があると思う。
その差は歴史的にはっきり時代分けできるものじゃないだろうか。
「50s以降は大量消費社会」と言うような。
この50sと40sの隔絶は少し気になる。
情報量の爆上がりした50s以降は、これから未来、40s以降のものがリバイバルする可能性より格段に高いのではないかと。社会のかたち自体に大きな隔たりがあるような。
リバイバルするとしたらどんな感覚かな。
「新技術で40sも大量に情報を掘り起こせる未来」なんかの空想も気になることではある。
さて、今日の画像↓
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