見出し画像

ドローイング#34

おととい、鉛筆の描法について書いたけど、ランダムに運筆して独特の密度をつくるのは質感の問題の他に、もうひとつ意味があります。

それは、ちょっと変な喩えかもしれないけど、卵白に空気を含ませるようにホイップするみたいな感じに塗り残し(小さな気泡)を作りたいからです。

それで何を描こうとしているかというと、究極的には”顔”です。
こんな感じ↓

画像1

こんな感じと言われてもわかりにくいですが、この中に顔が無数にあります。

シミュラクラ現象という、”人間の目には3つの点が集まった図形を人の顔と認識する脳の働き”を引用した顔です。

(これはしかし、特別に”気泡”の顔に着目してるパターンで、普段は意識するだけで実際に顔にしたりはしないけど。)

なぜ”顔”を意識するかというと、これは自分の”世界はそこらじゅう顔だらけ”という世界観に基づいています。

この話の続きはまた明日。


こちら今日の作品画像↓

ここから先は

62字 / 1画像
ご購読いただくと、その購入額をポイントに換算し、等価の発表作品と交換していただけます。 たとえば一年間の購読で、定価6,000円の作品が手に入ります。

THE SKYSCRAPER

¥500 / 月 初月無料

”火事の家”をモチーフにしたシリーズ作品とその制作ノートを発表します。 作品画像は一日一点、ノートは週一度のペースを想定していますが、不定…

よろしければご支援よろしくお願いいたします。 購入金はポイントとして換算させていただき、作品と交換していただけます。